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『ジュラシック・ワールド』第3作、出演者に新型コロナ対策の「109ページ」安全規約 ─ マルコム役ジェフ・ゴールドブラム、間もなく現地入り

ジェフ・ゴールドブラム
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36243149275/

『ジュラシック・ワールド』シリーズの第3作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』の撮影が進行中だ。現場での新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底するためだろう、キャストには「109ページ」に渡る安全規約に関する資料が配られているのだという。イアン・マルコム博士役ジェフ・ゴールドブラムが明かしている。

新型コロナウイルスの影響により中断されていた本作の撮影は、7月6日(現地時間)よりイギリスのパインウッド・スタジオにて再開されている。オーウェン役クリス・プラットやクレア役ブライス・ダラス・ハワードらがひと足早く撮影に挑む中、ゴールドブラムは「あと1週間半くらいで、決まりごといっぱいのイングランドに向かいます」と米Entertainment Tonightに話した。

本作の撮影再開にあたっては、製作の米ユニバーサル・ピクチャーズが独自の安全規約を500万ドルもの巨額を投じて策定。英British Film Council、米国労働組合と共に、撮影現場での安全基準を上回るほどの厳格な規約を制作した。まだ撮影前のゴールドブラムにとっても、スタジオによるコロナ対策が徹底されていると感じているのだろう。

「とても安全な環境で、『ジュラシック・ワールド』を撮影することになります。109ページも(資料を)もらいましたよ。制作側は、私たちが安全でいられるように、思いやりと魂、大金を投資してくれています。細かいことは言えませんが、キャスト、スタッフ全員が外界から閉ざされて隔離されるんです。そして検査やら何やらまで。」

一方で、「かなり危険な時だというのは皆分かっていますが、良い気分でもあります」とゴールドブラム。『ジュラシック』シリーズには『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)ですでに復帰を果たしているが、アラン・グラント役サム・ニールとエリー・サトラー役ローラ・ダーンとの3人揃っての共演は、『ジュラシック・パーク』(1993)以来、約27年ぶりだ。「サム・ニールやローラ・ダーン、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードがいますし、(コリン・)トレボロウが監督をするんですよ。あとは恐竜たちも何頭かいますから」と仲間との再会を楽しみにしているようだ。

『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』には、上述のキャストほか『ジュラシック・パーク』から、インジェン社のライバル企業バイオシン・コーポレーションの遺伝学者兼スパイ、ルイス・ドジスンが再登場する。演じるのはキャメロン・ソアに代わり、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのリチャード・パーカー役などで知られるキャンベル・スコット。

ほか、『ジュラシック・ワールド』第1作からロウリー役のジェイク・ジョンソン、バリー役のオマール・シー、第2作『炎の王国』(2018)からフランクリン役のジャスティス・スミス、ジア役のダニエラ・ピネダ、少女メイジー役のイザベラ・サーモンらが続投する。

映画『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』は2021年6月11日米国公開予定。

Source: Entertainment Tonight

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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