マーベル「ホワット・イフ…?」カホーリ役、実写登場にも前向き ─ 実は「エコー」出演と掛け持ち

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「ホワット・イフ…?」シーズン2第6話『もしも…カホーリが世界を造り直したら?』では、MCU初となるオリジナル・ヒーロー、つまりコミックには登場しないヒーローのカホーリが描かれた。このエピソードでは、モホーク族と呼ばれるネイティブ・アメリカンとして登場したカホーリのオリジン・ストーリーが描かれる。
エピソード内では今後の再登場を示唆するような描写がなされた。「ホワット・イフ…?」では、これまでもアニメで描かれたことが実写映画に一部引き継がれるようなこともあったので、カホーリが実写登場を果たす可能性もある。MCU初のオリジナル・ヒーローが映画にも仲間入りを果たせば画期的な取り組みとなるだろう。また、アニメで描かれたキャラクターが実写シリーズにも合流するケースは、『スター・ウォーズ』作品で先行例がある。
実はカホーリ役の声優を務めたデヴァリー・ジェイコブスは、2024年1月10日よりディズニープラス配信が開始される実写ドラマ「エコー」にも、ボニーという全く別の役柄で出演する。そのため、もしカホーリ役も実写で演じるとなれば、少しややこしいことになりそうだが……?
「『エコー』でボニーというキャラクターを演じられたことはとても幸運です」と、ジェイコブスは米Colliderにコメント。カホーリ実写化の可能性については、「わかりません。複数の役で呼び戻されることもありますからね。なので、MCUの上層部の皆さんにお任せしますよ」とするに留めた。
ジェイコブスの言うように、MCUには複数の役を掛け持ちする例もある。例えばジェンマ・チャンは、『キャプテン・マーベル』(2019)ではミン・エルヴァ役を、『エターナルズ』(2021)ではセルシ役を両立させた。
「カホーリというキャラクターがとにかく大好きなんです」と続けるジェイコブス。「もしも彼女に命を吹き込めるのなら、それが実写であっても、アニメーションであっても、私は常にそこにいますよ」と、カホーリ実写化にも明るい意欲を見せた。
「ホワット・イフ…?」シーズン2はディズニープラスで配信中。「エコー」は2024年1月10日から配信開始だ。
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Source:Collider