『ソー』ダーシー役、マーベルで全身デジタル・スキャン済 ─ 「出したいと思えばどんな作品にも出せる状況」「『ドゥームズデイ』?なんですか?出てません」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『マイティ・ソー』シリーズや「ワンダヴィジョン」(2020)に登場したダーシー役のカット・デニングスが、マーベル・スタジオによる“デジタル・スキャン”を受けていたことを明かした。
デニングス演じるダーシーは、『マイティ・ソー』(2011)にナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターの友人として初登場。その後は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)やドラマ「ワンダヴィジョン」、『ソー:ラブ&サンダー』(2022)のほか、アニメ「ホワット・イフ…?」にも4エピソードに登場している。
米Entertainment Tonightの取材にて、「『ドゥームズデイ』に登場する可能性は?」と尋ねられたデニングスは、「『ドゥームズデイ』って何ですか?」とキョトン。すぐに『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の話題だと気づき、「出てません。はっきり言います、出ていません」と否定した。
もっともマーベル・スタジオの秘密主義を長年熟知し、『ソー&ラブ&サンダー』の公開前はカメオ出演の事実を徹底的に伏せていた過去もあるデニングス。「出ているとしても言えませんよ。実際に出てないんですけど。撮影が終わったのは知っています」と述べつつ、過去にデジタル・スキャンを受けたことを語った。
「だけど、彼ら(マーベル)は私をスキャンしていますから。正直に言うと、彼らが私を出したいと思えば、どんな作品にも出せる状況になっているんです。私はシステムの一部ですよ。」
生成AIの問題が議論されるようになって以降、俳優のデジタル・スキャンはしばしば問題視されているが、マーベル・スタジオはスキャンをプロセスに組み込んでいる模様。2023年には、「ワンダヴィジョン」の撮影現場でエキストラのスキャンが行われていたことが判明しており、全米映画テレビ製作者協会(AMTPT)が「対象者が雇用されたプロジェクトでのみ使用を許可されるもので、それ以外は本人の許可と最低限の使用料が必要になる」ものだと強調していた。
デニングスが近年のMCUの実写作品に参加したのは「ワンダヴィジョン」と『ソー&ラブ&サンダー』のみだから、スキャンが行われたのは、同じく「ワンダヴィジョン」の撮影現場だった可能性もある。契約条件は不明だが、デニングスの口ぶりからすると、今回の発言はジョークとして捉えるのが自然だろう。
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ちなみに業界においてデジタル・スキャンは珍しいものではなくなっているようで、ニコラス・ケイジもドラマ「スパイダー・ノワール」や別の映画のためにスキャンを受けることを以前明かしていた。ちなみに、ケイジは「彼らは私をコンピューターに入れ、目の色を変えたり、私の身体を盗んでデジタルAIでやりたいようにしたりするはず」と述べ、死後のAI利用には断固として否定的な姿勢を示している。
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Source: Entertainment Tonight, The New Yorker























