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マーベル・スタジオ社長、キアヌ・リーブスと何度も面会していた ─ 今後の映画出演は「しかるべき形を探りたい」

ケヴィン・ファイギ キアヌ・リーブス
[左]Photo by Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/32517046162/ [右]Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kevin_Feige_(28556369381).jpg Remixed by THE RIVER

『アベンジャーズ』をはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を手がけるマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、『マトリックス』『ジョン・ウィック』などでおなじみのキアヌ・リーブスと、複数回にわたって面会を重ねていたことがわかった。米ComicBook.comの取材にて、ケヴィン社長が自ら認めた。

これまでキアヌには、『キャプテン・マーベル』(2019)でジュード・ロウが演じたヨン・ロッグの候補に挙がっていた、企画進行中の『エターナルズ(原題:Eternals)』への出演が検討されているなどの噂がささやかれていた。しかし、それらはあくまで噂にすぎず、決して信憑性の高い情報とはいえなかったのである。

ComicBook.comのインタビュアーは、このたびケヴィン社長に「キアヌ・リーブスとは何か話をしているんですか?」と単刀直入に質問。すると、ケヴィン社長は面会の事実を隠さなかった。

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「映画を作るたび、ほとんど毎回のように彼(キアヌ)とは話をしています。キアヌ・リーブスとは(映画の)話をしますよ。いつ出てくれるのか、そもそもMCUに加わってくれるのかは分かりません。けれども私たちは、そのしかるべき形を探りたいと考えているんです。」

ここでケヴィン社長は、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年6月28日公開)でクエンティン・ベック/ミステリオ役を演じるジェイク・ギレンホールにも言及。ミステリオという役柄にたどり着くまで、同じく複数回にわたって面会していたことを明かした。おそらくキアヌに関しても、本人にふさわしい作品と役柄を模索しているということだろう。

またインタビュアーは、初のアジア系ヒーロー映画『シャン・チー(原題:Shang-Chi)』への出演が噂されたドニー・イェン、『エターナルズ』出演の噂があった「ストレンジャー・シングス」(2016-)ミリー・ボビー・ブラウンについても社長に質問。ケヴィン社長は「良い俳優さんたちですよね」と答え、MCUへの参加を期待しつつも、現時点で具体的な計画はないと述べた(なお、ミリーは『エターナルズ』への関与を自ら否定している)。それにしても、質問への回答の違いを踏まえても、ケヴィン社長がキアヌ起用にかなり積極的であることがうかがえるはずだ。

ところでキアヌは、以前「マーベルやDCで演じてみたいヒーローやヴィランは?」との質問を受けて「ウルヴァリン」と回答したことがある。その理由は、「子どもの時からずっとウルヴァリンを演じたいと思っていた」から。ディズニーと20世紀フォックスの事業統合が完了した今、キアヌがMCUでウルヴァリンを演じられる可能性はゼロではない。やっぱり、もしかするとひょっとするかもしれない?

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Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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