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キアヌ・リーブス、『マトリックス』『ジョン・ウィック』新作のトレーニングを開始 ─ 2021年5月、米国で2作同時公開へ

キアヌ・リーブス
Photo by Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/32517046162/

俳優キアヌ・リーブスが、自身の代表作である『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズ最新作(ともにタイトル未定)の準備を開始したことがわかった。

このたび、キアヌのトレーナーを務めるタラン・バトラー氏は、キアヌが2作のために身体面の訓練に着手していることをInstagramにて明らかにした。「彼が戻ってくる――第4章に。『ジョン・ウィック4』『マトリックス4』のために、キアヌがトレーニングを始めました」

『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズは、ともにキアヌのアクションが大きな見どころとなっている。1999年・2003年に3部作が製作された『マトリックス』では、90年代らしいガンアクションに、香港からアクション監督のユエン・ウーピンを招いてのカンフーを融合。キアヌは、当時最新鋭の映像技術を駆使してのアクションにも挑んだ。

かたや『ジョン・ウィック』シリーズで、キアヌは現代アクション映画の俊英であるチャド・スタエルスキやデヴィッド・リーチとタッグ。銃・カンフーのみならず、あらゆるアクションを融合させる路線を拡大し、目にも止まらぬ高速アクションにも取り組んでいる。アクションにまったく妥協しないというキアヌは、来たる『マトリックス』『ジョン・ウィック』第4作でどんなアクションを観せてくれるのか。それぞれのクリエイターが、いかにキアヌのアクションの差別化を仕掛けるかという点もポイントだ。

なお、『マトリックス』『ジョン・ウィック』第4作は2021年5月21日にそろって米国公開予定。まさかの同日公開というスケジュールに、米国のキアヌファンは「キアヌ・リーブスの日」だとして、ほとんど新たな祝日が誕生したかのような盛り上がりを見せている。ただし『ジョン・ウィック』第4作は脚本が完成していないという証言もあり、2020年初頭から撮影が始まるという『マトリックス4』のスケジュールを鑑みても、現状の予定のまま両作が完成に至るかはまだ不透明。続報に注目しよう。

『マトリックス』第4作の脚本・監督には、前3部作を手がけたラナ・ウォシャウスキーが復帰。共演者にはトリニティ役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット=スミスが続投し、新キャストとして『アクアマン』(2018)のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『ゴーン・ガール』(2014)のニール・パトリック・ハリス、「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)のジェシカ・ヘンウィック、『アナと雪の女王』クリストフ役のジョナサン・グロフらが出演するという。『ジョン・ウィック』第4作のキャスト&スタッフは不明だが、チャド・スタエルスキ監督はキアヌとともに続投するとみられる。

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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