ケヴィン・ベーコン、新作アクション・スリラーで息子を裏切る父親役に ─ マシン・ガン・ケリー&トラヴィス・フィメル共演

『アポロ13』(1995)『パトリオット・デイ』(2016)などで知られる名優ケヴィン・ベーコンが、マシン・ガン・ケリー主演のアクション・スリラー映画『One Way(原題)』に出演することがわかった。その他の共演者には、『ウォークラフト』(2016)のトラヴィス・フィメルが参加。米Deadlineが報じている。
本作は、犯罪組織の元ボスから引き受けた強盗計画が思い通りに進まず、結果的に大量の現金を詰めた鞄を持ち逃げすることになった男、フレディ(マシン・ガン・ケリー)を描く物語。致命傷を負ったフレディは、アメリカ・カリフォルニアの砂漠に向かうバスに乗り込むことに。そして疎遠になっていた父親(ケヴィン・ベーコン)に助けを求めるが、見事に裏切られてしまい、居場所を犯罪組織のボスに報告されてしまう。絶体絶命の状況の中、生き残る為に残された選択肢は数少なかった……。
脚本はベン・コンウェイ。監督を務めるアンドリュー・ベアードは、ケヴィン・ベーコンについて「一緒に仕事が出来ることに興奮しています」と語っている。
「オリバー・ストーン監督作『JFK』(1991)でウィリー・オキーフ役を演じている姿に魅了された時、彼は既に大物俳優でした。彼の新しく新鮮で、非常に力強い側面を垣間みることが出来たのです。『The Woodsman(原題)』(2004)では彼にアカデミー賞を与えるべきだったでしょう。彼が主演を務める「City on a Hill(原題)」も大好きです。ケヴィンと役柄について素晴らしい議論を交わし、彼が得意とするエッジとパワーが効いた、そして闇の側面を父親役に吹き込みます。間違いなく凄いことになるでしょう!」
映画『One Way(原題)』は、2021年2月にアメリカ・ロサンゼルス&タルサにて撮影開始予定。
Source: Deadline