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『キングスマン:ゴールデン・サークル』 チャニング・テイタムのテキーラ、意外と出番が少なかった理由 ─ 実はあのキャラと立場が交代

キングスマン テキーラのスピンオフ
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

人気スパイアクション映画『キングスマン』(2015)の続編『ゴールデン・サークル』(2017)は、豪華新キャストが加わり、ブラックユーモアも切れ味を増してシリーズの世界観をスケールアップした。しかし新キャストのひとり、テキーラ役チャニング・テイタムは企画当初より出番が少なくなるという事態が発生している。この背景をエグジー役のタロン・エジャトンが米The Hollywood Reporterのインタビューにて明かしている。

『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、謎の敵、ゴールデン・サークルにより“キングスマン”の拠点が破壊されたことにより、エグジーとマーリン(マーク・ストロング)の2人のみが残される。同盟を結ぶスパイ機関”ステイツマン”に協力を要請すべく、2人はアメリカに向かい、ジンジャー(ハル・ベリー)、テキーラ(チャニング・テイタム)、シャンパン(ジェフ・ブリッジス)、ウイスキー(ペドロ・パスカル)ら、クセものだらけのメンバーと出会うのだ。

『キングスマン』シリーズといえば各キャラクターのガジェットも見どころだが、ウイスキーは二丁拳銃と電磁式投げ縄を駆使し、アメリカンスタイルのスパイとして存在感を放っている。実は投げ縄はテイタム演じるテキーラのガジェットとなる予定だったが、実際に劇中でテキーラが使用していたのはショットガン。しかもテキーラはゴールデン・サークルのボス、ポピー(ジュリアン・ムーア)が毒を盛った麻薬を服用したため、冷凍睡眠させられることになる。これには予定外の入れ替えが発生していたとエジャトンは語る。

「交替みたいなことがあったんですよ。チャニングのスケジュールによっていくつか変更箇所があったんです。脚本って定期的に流動しますからね。」

この入れ替えにより、結果としてエジャトンはパスカルと過ごす時間が増え、「彼は素晴らしかった」と絶賛している。一方のテイタムは、本編のラストシーンではカウボーイスタイルから一転、スタイリッシュなスーツ姿で姿を現す。キングスマンを訪ねようとしているテキーラは、今後どのような活躍を見せるのか。

なお、監督のマシュー・ボーンはテキーラを主役にしたスピンオフを企画中であるとも2017年12月に明かしていた。ハリーとエグジーが「もう一度、お互いを必要にする」と言われている第3作も今年2024年に製作開始予定。続報を待とう。

Source:The Hollywood Reporter

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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