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『スパイダーマン』MJ役キルスティン・ダンスト、今度はリブートを猛批判「お金のために利用している」

気にしてないって言ってたじゃないの!

サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演による『スパイダーマン』3部作でヒロインの“MJ”メアリー・ジェーン役を演じたキルスティン・ダンストが、今度はソニー・ピクチャーズによるリブート版を厳しく批判している。

キルスティンは先日のインタビューで、2度にわたる『スパイダーマン』のリブートを「気にしてませんよ」と述べ、「(スパイダーマンが)大好きなんです。『4』の制作も望んでいました」とその意思を語ったばかり。どういう心境の変化があったのか、それともスパイダーマンへの愛情が彼女をそうさせるのか……。

 

スパイダーマンを「お金のために利用しているだけ」

サム・ライミ版『スパイダーマン』が第3作で終了したあと、ソニー・ピクチャーズは2012年にマーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演で新シリーズ『アメイジング・スパイダーマン』をスタートさせた。しかし同シリーズはわずか2作で終了し、いよいよ今年(2017年)、2度目のリブートとなる単独映画『スパイダーマン:ホームカミング』が公開される。トム・ホランド主演による今回のスパイダーマンが従来と決定的に異なるのは、本作がマーベル・シネマティック・ユニバースに正式参入していることだ。

しかしキルスティンは、こうしたソニーの動きをいささか批判的に見つめているようである。マリ・クレール誌のインタビューで、リブート版について彼女はこう話したという。

「私たちの(編注:サム・ライミ版)が最高でしょう。だから気にしませんよ、“作りたいものを作ってるんですね”って感じで。でも彼ら(ソニー)はお金のために利用してるだけ、それは明らかですよね。私が言ってること、わかるでしょう」

サム・ライミ版に主演したトビー・マグワイア、そして『アメイジング~』のアンドリュー・ガーフィールドが新スパイダーマンに好意的な感想を寄せるなか、かつてのヒロインがリブートを真正面から批判するのは驚きだ。それほどサム・ライミ版や『スパイダーマン』という作品に思い入れが強いのだろうか。

サム・ライミ版、『アメイジング・スパイダーマン』を心から楽しみ、今度の『スパイダーマン:ホームカミング』にも期待を寄せるファンとしては、こうしたキルスティンの反応は少し寂しくもある。こうなったら『ホームカミング』が大傑作であること、そしてファンも過去の出演者もみんながハッピーになれるリブートになっていることを祈るしかなさそうだ。キルスティン、お願いだから『ホームカミング』は観てよね……。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日公開。ちなみに7月5日には、サム・ライミ版の3部作が『スパイダーマン トリロジー ブルーレイ コンプリートBOX』として装い新たに発売される。もちろんこちらも要チェック!

Source: http://comicbook.com/2017/06/01/kirsten-dunst-criticizes-sonys-new-spider-man-reboot/
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/Spider-Man-2/dp/B00D1VJCOA/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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