『スター・ウォーズ』新映画に後任脚本家、『スペンサー』「ピーキー・ブラインダーズ」スティーヴン・ナイト就任 ─ 「LOST」デイモン・リンデロフに代わって

『スター・ウォーズ』新作映画の脚本家に、「ピーキー・ブラインダーズ」(2013-2019)などで知られるスティーヴン・ナイトが新たに就任したことがわかった。降板が報じられた「LOST」(2004-2010)「ウォッチメン」(2009)デイモン・リンデロフの後任となる。米Varietyが伝えた。
この新作企画は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)以降の出来事を描くとされる作品。リンデロフは、共同脚本の「ストレイン 沈黙のエクリプス」(2014-2017)ジャスティン・ブリット=ギブソンと揃って降板していた。この度のナイトの就任は、リンデロフらの離脱報道の翌日に伝えられたこととなった。
脚本家ルームは2022年初夏頃より始動しており、既に執筆は行われていた。ナイトはリンドロフらが残した原稿の改稿に取り掛かるものと考えられる。
新たに就任したナイトはアメリカで人気のドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」で脚本・企画・製作総指揮を手がけるほか、映画では『ハミングバード』(2013)『完全なるチェックメイト』(2014)『クリミナル・タウン』(2017)『蜘蛛の巣を払う女』(2018)『スペンサー ダイアナの決意 』(2021)など、アクションからサスペンス、伝記に至るまで様々なジャンルを横断している。『スペンサー』のパブロ・ラライン監督とはオペラ歌手マリア・カラスの伝記映画『Maria(原題)』でも再タッグを組むこととなっており、同作ではアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎える。
この『スター・ウォーズ』新企画は、リンデロフらの離脱により出鼻を挫かれたように見られたが、ナイトを迎え入れ再び前進するようだ。4月ロンドン開催の「スター・ウォーズ・セレブレーション」で概要が発表される予定だといい、これに向けてナイトは鋭意のペンを走らせていることだろう。
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Source:Variety