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ダニエル・クレイグ&クリス・エヴァンス新作に『ゲティ家の身代金』クリストファー・プラマーが出演交渉中

クリストファー・プラマー
Photo by Gordon Correl https://www.flickr.com/photos/gdcgraphics/4156856450/

『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』などのキャプテン・アメリカ役でおなじみクリス・エヴァンスら豪華キャストが出演するミステリ映画『Knives Out(原題)』について、『ゲティ家の身代金』(2017)などの重鎮クリストファー・プラマーが契約交渉に入っていることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)や『空軍大戦略』(1976)、『マルコムX』(1992)など映画史に残る名作に数多出演してきたプラマーは、近年も『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)や『Dr.パルナサスの鏡』(2009)、『人生はビギナーズ』(2010)、『手紙は憶えている』(2015)など精力的に活動。『ゲティ家の身代金』では急遽出演シーンが全カットとなったケビン・スペイシーに代わっての登板となり、アカデミー助演男優賞などにノミネートされたことも話題を呼んだ。

『Knives Out』は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)が話題を呼んだライアン・ジョンソン監督の最新作。推理作家アガサ・クリスティの熱心な読者だというライアン監督が自ら脚本を書き下ろした「現代を舞台とするクラシックなフーダニット(犯人の解明が重視されるミステリ)」。物語はもちろん、出演者の役どころもほとんど明らかになっておらず、プラマーの演じる役についても2018年11月6日時点では不明だ。

なお米Varietyの報道によれば、本作には『500ページの夢の束』(2017年製作)や『ヘレディタリー/継承』(2018年11月30日公開)など話題作への出演が続くトニ・コレットも出演するとのこと。多くの出演者と同様、コレットの演じる役どころもわかっていない。

Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19706696886/

主演を務めるのは、密室殺人事件を追う探偵を演じるダニエル・クレイグ。またクリス・エヴァンスのほか、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)などのマイケル・シャノン、ダニエルと同じく探偵役で『ゲット・アウト』(2017)などのキース・スタンフィールド、『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマス、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)のドン・ジョンソン、『ハロウィン(邦題未定、原題:Halloween)』が米国で大ヒットを記録しているジェイミー・リー・カーティスが出演する。

映画『Knives Out(原題)』の公開時期は不明。撮影は2018年10月末に始まっており、さらなる続報が待たれる。

Source: THR, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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