『猿の惑星』新作映画のタイトル&主演が決定、ファーストルックも公開 ─ 『聖戦記』後の世界が舞台に
『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボールが監督を務める『猿の惑星』シリーズ新作映画のタイトルが『Kingdom of the Planet of the Apes(原題)』となることがわかった。あわせて主演俳優が決定し、ファーストルックも公開された。米Deadlineが報じている。
2022年8月末に主役の猿役にキャスティングされたオーウェン・ティーグに加え、フレイヤ・アーランが主演することが発表された。アーランは、Netflixのアクション・ファンタジードラマ「ウィッチャー」(2019‐)で物語の鍵を握るシリ役で注目された新進俳優。その他に、「シェイムレス 俺たちに恥はない」(2011‐2021)「宇宙探査艦オーヴィル」(2017‐)などの出演で知られるピーター・メイコンの参加も明らかになっているが、両者ともに演じるキャラクターは不明。
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20世紀スタジオが米公式Instagramで公開したファーストルックでは、滝の近くで馬に乗った主人公の猿の姿がフィーチャーされ、こう解説が加えられている。
「新たなサーガが始まる。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の何年も後が舞台となる『Kingdom of the Planet of the Apes』は、来月から撮影が開始されます。オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン、ピーター・メイコンが出演。ウェス・ボールが監督する『Kingdom of the Planet of the Apes』は2024年に公開。」
ドラマ「スノーピアサー」(2020-)のジョシュ・フリードマン、前3部作に携わったリック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、『プレデター:ザ・プレイ』(2022)のパトリック・アイソンが共同脚本を手がける。プロデューサーに名を連ねるのは、ジャッファとシルヴァー、『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』(2015)のジョー・ハートウィック・Jr.、実写版映画『ムーラン』(2020)のジェイソン・リード。『フォードvsフェラーリ』(2019)のピーター・チャーニン、「SEE ~暗闇の世界」(2019‐)のジェノ・トッピングが製作総指揮を務める。
これまでに『猿の惑星』シリーズはリメイクやリブートを含めると計8作品が製作されており、2010年代には、『猿の惑星:創世記』(2011)『猿の惑星:新世紀』(2014)『猿の惑星:聖戦記』(2017)から成る前3部作が公開。シリーズ最新作となる『Kingdom of the Planet of the Apes』は、新たなトリロジーの幕開けを告げる作品になるとも伝えられている。
『Kingdom of the Planet of the Apes』は2024年に米国公開予定。
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Source:Deadline, @apesmovies