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スパイダーマン『クレイヴン・ザ・ハンター』は『シニスター・シックス』への布石なのか

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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スパイダーマン』のファンが夢に見た映画企画がある。打倒スパイダーマンに執念を燃やすヴィランたちが集まった悪のチーム『シニスター・シックス』の映画化だ。

コミックにおける主なメンバーは、ドクター・オクトパスやミステリオ、エレクトロ、クレイヴン・ザ・ハンターやサンドマンにヴァルチャー。年代やシリーズによってラインナップは入れ替わっており、ヴェノムやライノが加わることもある。近年では、評判のゲーム『Marvel’s Spider-Man』でもシニスター・シックスのヴィランたちが登場しているから、ファンにとってはずっとお馴染みだ。

そんな『シニスター・シックス』といえば、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズからスピンオフされる計画があったことは、よく知られた話だ。実際、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)にはシニスター・シックスを予告するシーンまで挿入されていたものの、マーベル・スタジオとの統合などがあって『アメスパ』自体が立ち消えになってしまい、実現には至っていない。

ところが今、『シニスター・シックス』実現の機運が、にわかに高まっている。ソニーはスパイダーマンのライバルであるキャラクターの映画を続々と製作していて、公開、あるいは発表されたものでは、ヴェノム、カーネイジ、モービウスがいる。『スパイダーマン/ホームカミング』(2017)ではヴァルチャーも登場していて、どうやら『モービウス』にも関係してくるらしい。

そして、今度は『クレイヴン・ザ・ハンター』の実写化ときた。クレイヴンといえば、最強のハンターとしての意地をかけ、スパイダーマン“狩り”に命をかける孤高の存在だ。長らく実写化意向が伝えられていたこの男、アーロン・テイラー・ジョンソン主演によってついに単独映画化を果たすことになるという。

アーロン・テイラー=ジョンソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9357007402/ Remixed by THE RIVER

となると、これは『シニスター・シックス』実現への布石か?と勘ぐりたくもなる。実写化が実現した/するメンバーを集めれば、クレイヴン、ヴァルチャー、モービウス、カーネイジで既に4体(いったんヴェノムは置いておこう。トム・ハーディが演じるエディ・ブロックが、もしかしたらスパイダーマンとタッグを組むという夢のような可能性を残しておきたいから)。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にはドクター・オクトパスとエレクトロが登場するとのことだから、その2体も参戦できるなら、『シニスター・シックス』結成も可能性としてはゼロではない。もちろん、別のヴィランが新たに登場することもあるはずだ。

モービウス
『モービウス』(C)& TM 2020 MARVEL
スパイダーマン:ホームカミング
スパイダーマン:ホームカミング』©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

では、『クレイヴン・ザ・ハンター』の先に『シニスター・シックス』が待っているのか?これを米ソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループのサンフォード・パニッチ社長に直撃したのが米Variety。『クレイヴン』は『シニスター・シックス』のためか?と直球で尋ねられたパニッチ社長は、「そういった企画は暗闇の中で取り組まなければいけないので、大変です。準備が整うまでは、準備ができません(They’re not ready until they’re ready)」と答えている。

「『クレイヴン』が良い例です。あれは焦っていない。やろうと思えば3年以上前に作ることもできました。素晴らしい脚本がある今だからこそやるんです。J・C(・チャンダー監督)も良い選択でしたし、映画スターとも運命的に出会うことができた。これぞ、完ぺきなキャスティングなのだと実感しましたよ。」

『シニスター・シックス』への直接的な言及は避けたパニッチ社長。「それは『シニスター・シックス』のために?」と記者が食い下がると、“長い沈黙の後、クスリと笑って「そうなったら、とてもクールでしょう?」と答えた”ということだ。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギとは「非常に素晴らしい関係にある」と言うパニッチ社長。キャラクター集結映画を実現させるにあたっては、ファイギの『アベンジャーズ』作品でのノウハウも必要になるだろう。

おそらく『シニスター・シックス』実現の鍵は、今後公開される『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』や『モービウス』、そして『クレイヴン・ザ・ハンター』の反応次第になってくるはず。まずは製作陣には良作を期待しつつ、ファンも拍手喝采で迎えたい。

Source:Variety

Writer

THE RIVER編集部
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