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「ラブブ」映画版に『パディントン』監督が就任

labubu ラブブ

世界的ブームとなっている、ぬいぐるみキャラクター「ラブブ」の映画版に、『パディントン』シリーズのポール・キング監督が就任した。米The Hollywood Reporterが報じている。

「ラブブ」は香港のデザイナー、カシン・ロン(龍家昇)が手がけたキャラクター。ふさふさしたファーの質感や大きな耳と目、ギザギザの歯が特徴だ。BLACKPINKのリサがキーホルダーを愛用していたことで注目が高まり、Z世代を中心に瞬く間に人気が拡大。日本でも入手困難な状態が続いている。

映画版『ラブブ』は企画の初期段階であり、作品のコンセプトやプロットなどは不明。プロデューサーはキングのほか、リメイク版『ゆりかごを揺らす手』(2025)の製作会社Depertment M、『幸せへのまわり道』(2019)『ウィッシュ・ドラゴン』(2021)のウェンシン・シーが務める。

本企画は2025年11月、ソニー・ピクチャーズがラブブの映画化権を獲得したと報じられたことから存在が明らかになったもの。ソニーはラブブを販売するブランド「POP MART」とともに企画を進行しているという。

監督に就任したポール・キングは、『パディントン』シリーズで「くまのパディントン」を実写&CGのハイブリッドにより鮮やかに映像化したほか、Netflixシリーズ「スペース・フォース」で監督・製作総指揮を担当。ティモシー・シャラメ主演『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023)は大ヒットを記録し、続編企画も進行中だ。クリス・ヘムズワース主演のディズニー映画『プリンス・チャーミング(原題)』も控えている。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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