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スティーヴン・キング&ジェームズ・ガンが『ラストナイト・イン・ソーホー』を絶賛 ─ エドガー・ライト監督最新作「この作品は特別」

ラストナイト・イン・ソーホー
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『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)『ベイビー・ドライバー』(2017)などのエドガー・ライト監督による待望の最新作、『ラストナイト・イン・ソーホー』は監督にとって明らかな新境地を切り拓く作品となる。ユーモアとリズミカルなテンションに乗せながら、アクションを届けてきた監督として知られるが、本作は自身初のホラーだ。

ニコラス・ローグによる『赤い影』(1973)、ロマン・ポランスキーによる『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)などの名作映画からの影響も受けているという本作は、まさに野心作。ホラー界の帝王、スティーヴン・キングは本作を一足先に鑑賞し、Twitterにて絶賛している。「公開されたらもう一度観ようと思っています。素晴らしい作品がたくさんあるので、再鑑賞することはほとんどしないのですが、この作品は特別です。捻りの効いたタイムトラベル」。

イギリス・ロンドンを舞台に、異なる時代に存在するふたりの若い女性(アニャ・テイラー=ジョイ&トーマシン・マッケンジー)が、ある恐ろしい出来事によって、それぞれが抱く夢と恐怖が重なっていくという展開が描かれる本作。スティーヴン・キングといえば、『11/22/63』という小説で、タイムトラベルをテーマにした作品を手がけていた。そんな巨匠作家が唸るほどの捻りが、本作には存在するということだろう。

『ガーディアンズ・ギャラクシー』シリーズなどのジェームズ・ガン監督もまた、Twitterにて本作への称賛の言葉を送っている。「この完全に既成概念にとらわれていないスタイリッシュなホラー・スリラーに、多大なる愛を感じています」。エドガー・ライトの「ベスト」としながら、「キャストは全てにおいて最高でした」と出演者も絶賛した。

ネタバレ厳禁と言われている本作は、予告編第二弾が公開された際にも、エドガー・ライト監督が「これ以上の秘密を知りたくなければ、今は目をそらしてください」と注意を促していた。一体どんな恐怖が待ち受けているのか。多くの詳細は入れずに臨むのも良いかもしれない。

『ラストナイト・イン・ソーホー』は2021年12月10日(金)TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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