『スーサイド・スクワッド』ジャレッド・レト、ジョーカー役を振り返る「まるで冒険みたいだった」
映画『スーサイド・スクワッド』でジョーカー役を演じたジャレッド・レトとデヴィッド・エアー監督が、ジョーカーというキャラクターについて振り返っている。レト扮するジョーカーは、本編での魅力的な演技はもちろんのこと、ジョーカーにのめり込みすぎたゆえの逸話(記事)や、出番を大量カットされたという後日談まで、なにかと話題に事欠かない存在だった。
映画情報サイト・コライダーでは、『スーサイド・スクワッド』DVD/Blu-rayのリリースを控えて、レトとエアー監督がジョーカーについて語る特別映像が公開されている。撮影現場でのレトの様子も少しだけ収められているので、ぜひチェックしてみてほしい。
この映像の中で、レトはジョーカー役を演じることについてこう語った。
「ジョーカーという役柄は、これまでいつも見事に解釈されてきた。とはいえ別の一面もある。“(ジョーカーについて)僕らがほかに描けることは?”、“物語や人物に別の側面はないか?”、“まだ誰もやっていないことは?”ってね。僕にとっては、まるで探検や冒険みたいだったし、限界に挑んでいるようだったよ。すぐに気合いが入ったね。(人物に)深く潜って、僕自身が見たこともない地点まで到達しなきゃいけないと思った」
一方、レトがジョーカーへと変貌していくのを間近で見ていたエアー監督は、その様子について率直に明かしている。
「ジョーカーについて理解し、ジャレッドの役づくりを手助けしている間、僕はジャレッドに少しだけさよならを言わなきゃならなかった。彼は消えてしまい、ゆっくりと、確実にジョーカーに取って代わられたのさ。見ていて惚れ惚れする変化だったよ。(レトは)とても奥深くて、本当にいい男だよ。思いやりのある人間だ。ジョーカーは……本当にいい男だとは言えないもんな」
『スーサイド・スクワッド』Blu-rayに収録されるエクステンデッド・エディションは、劇場公開版に約13分の未公開シーンを追加した“完全版”だ。ジョーカーとハーレイ・クインのシーンも復活しているようなので(記事)、きっとレト渾身の演技をじっくり味わえることだろう。
映画『スーサイド・スクワッド』DVD/Blu-rayは2015年12月21日発売予定。合計4仕様での発売なので、ご購入の際にはくれぐれもお間違えなきように……。
source & Eyecatch Image : http://collider.com/suicide-squad-jared-leto-joker-blu-ray-clip/