リーアム・ニーソン&ジョー・キーリーら、新作ウイルス・スリラー『Cold Storage』に出演決定 ─ 話題ホラー『スマイル』俳優も

『スター・ウォーズ』『96時間』シリーズなどのリーアム・ニーソン、Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016‐)のスティーヴ役でブレイクしたジョー・キーリーら4名が、新作ウイルス・スリラー映画『Cold Storage(原題)』に出演することが決定した。米Deadlineが報じている。
数十年前、人類を壊滅させられるほどの破壊力と強い感染力、変異力を持つ微生物が軍事施設に封じ込められた。時は移って現在、軍は施設の最下層を封鎖し、残りのスペースをセルフストレージ(トランクルーム)会社に売却している。しかし、地下の温度が上昇すると微生物は封鎖区域を飛び出してしまう。もし微生物が外に出てしまえば、たちまち制御不能となり世界中に繁殖するため、人類の運命はバイオテロの元工作員と、思いがけずヒーローになる施設の従業員2人に託された。微生物を撲滅して人類を救うため、彼らは時間との戦いに巻き込まれていく──。
報道によると、本作はダークなコメディタッチのSFアクション・スリラーになるとのこと。ニーソン&キーリーのほか、出演者にはケヴィン・ベーコン&キーラ・セジウィックの娘であり、全米で話題を呼んだホラー映画『スマイル』(2022)で知られるソシー・ベーコン、『バーバリアン』(2022)のジョージナ・キャンベルも参加。『ファントム・スレッド』(2017)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレスリー・マンヴィルも出演交渉の最終段階に入っているという。なお、それぞれの演じる役どころは明かされていない。
監督は『宇宙人の解剖』(2006)「ドラキュラ伯爵」(2020)のジョニー・キャンベル。脚本は『ジュラシック・パーク』(1993)『ミッション:インポッシブル』(1996)『スパイダーマン』(2002)など名だたる大作映画を執筆したデヴィッド・コープが務め、『僕のワンダフル・ライフ』シリーズや『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019)のギャヴィン・ポローンとともにプロデュースも兼任する。
報道にあたり、コープは「本作には私が映画で観たいと思うもの全てが揃っています。怖くて面白く、ワクワクして驚きもあり、エンターテイメント性に溢れています。ギャヴィンとジョニー、私は大きな野心を抱いており、Studiocanalのパートナーと仕事ができることに非常に興奮しています」と意気込みを語った。
映画『Cold Storage(原題)』の公開時期は未定。すでに撮影はイタリアとモロッコにて開始されている。
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Source: Deadline