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トム・ヒドルストン新作『ライフ・オブ・チャック』初映像 ─ 39歳で死んだ男の人生を逆方向に描く注目作、日本公開決定

https://youtu.be/aAu4OB_UjA0?si=jsG1XQ61jzV5t-Et

ロキ役でお馴染みトム・ヒドルストンや、『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルらが共演、スティーブン・キング原作小説を『ドクター・スリープ』(2019)マイク・フラナガン監督が映像化する奇妙で魅惑的な注目映画『ライフ・オブ・チャック(原題)』よりティザー予告編が公開された。日本公開も決定している。

どこか『インターステラー』を思い出させる、神秘的なスコア。時計の秒針の音と主に、いま宇宙から一つの光が消えた。手を繋ぐ影、心電図、歩み進める時計の針、点滅する黄信号、そしてトム・ヒドルストンが演じるチャックの姿。メガネ姿で微笑むチャックは、カットが移り変わるごとに若い姿へと変化していく。少年期、幼少期、チク、タク……。

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「宇宙は広く、さまざまなものを含んでいる。でも……」ビジネスマン風の姿をしたチャックは、ただ一人街の中に佇んでいる。「僕自身も含まれているんだ」。

スティーヴン・キングによる小説4冊コレクション「If It Bleed(原題)」の一篇を原作にした本作は、死から生を逆方向に描いていく物語。3部構成の原作では、第1章で脳腫瘍により39歳の若さでこの世を去った普通の男チャック・クランツ(ヒドルストン)、第2章で病に気づくクランツ、第3章では幽霊屋敷と思しき場所で過ごしたクランツの幼少期が描かれる。

監督・脚本・プロデュースを務めるのは『ドクター・スリープ』(2019)のマイク・フラナガン。原作はスティーブン・キング小説とあって恐怖演出も含まれるかと思いきや、本作は「ホラー映画ではない」と明言されている。キング原作『ショーシャンクの空に』(1994)のような感動に期待したい。

ヒドルストン、ハミルのほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギラン、『ドクター・ストレンジ』シリーズのキウェテル・イジョフォー、『オッペンハイマー』(2023)デヴィッド・ダストマルチャンらが出演することでも話題。ヒドルストン演じるチャックの若き日は、『ワンダー 君は太陽』(2017)ジェイコブ・トレンブレイ、ベンジャミン・パジャックが演じる。製作は、ポストA24と目される気鋭の映画スタジオNeonだ。

『ライフ・オブ・チャック(原題)』は2025年6月6日にUS公開予定。日本ではギャガ配給によって公開されるようだ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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