『アントマン』エヴァンジェリン・リリーが俳優引退宣言 ─ 「いつかハリウッドに戻ってくるかもしれない」

マーベル映画『アントマン』シリーズのワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役や、『ホビット』3部作のタウリエル役で知られるエヴァンジェリン・リリーが、当面の俳優引退を宣言した。
リリーは以前にも、人気ドラマ「LOST」(2004-2010)と映画『リアル・スティール』(2011)出演後に俳優引退を決意し、ハリウッドから距離を置く生活を送っていた。しかし、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督から『ホビット 竜に奪われた王国』(2013)の出演オファーを受け、俳優業に復帰したという経緯がある。
それから10年近くにわたり、映画界を中心に活躍を続けてきたリリーが自身のInstagramを更新。2006年に録画された動画を投稿し、その映像でリリーは、「理想としては、引退した女優になって家族を持ちたい。執筆活動をして、人道的な方法で人々の人生に影響を与えたい」と語っていた。
この投稿をInstagramで見る
その動画に添えたキャプションでリリーは、「自分のビジョンを生きながら喜びと満足感で満たされているし、神を称え、自分の恵みに感謝しています。一見、選んで当然のもの(富と名声)から離れることは時に怖くもあるけど、自分の使命に踏む込むことで恐怖が充実感に変わるでしょう。いつかハリウッドに戻るかもしれませんが、今のところは、ここが私の居場所です。新しい季節が到来し、私は準備が出来ています……そして幸せです」と綴っている。
さらに、リリーは米Varietyに対する声明で、引退について次のように説明している。
「実のところ、(『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の仕事を終えて以来)過去3年間は演技を中断していました。このビジネスから離れた時間は、私に充実感と喜びをもたらしてくれたのです。明日復帰するかもしれないし、2年後の復帰になるかもしれないし、二度と復帰しないかもしれません。ですが、今の時点ではこの業界で積極的に仕事を求めてはおらず、誰に対しても契約上の義務を負っていません。人道的活動と執筆に時間を捧げています。」
ということは、2026年5月1日に米国公開予定の映画『アベンジャーズ』シリーズ第5作で、ワスプ役を再演することはないのだろうか。リリー本人も、「明日復帰するかもしれないし、2年後かもしれない」と述べているため、『ホビット 竜に奪われた王国』で俳優活動を再開させたように、心惹かれるプロジェクトに出会ったら、再びスクリーンで元気な姿を見せてくれるかもしれない。その時が来ることを期待しよう。
▼ エヴァンジェリン・リリーの記事
「東京コミコン2023」フィナーレで脳バグ級の共演、夢か現実か?さすがに理解追いつかない観客続出の奇跡ステージ もう思い残すことは何もありません 『アントマン』エヴァンジェリン・リリー、キス&バックハグの神サービス ─ 「東京コミコン2023」ステージで司会タジタジ 会場も嫉妬 『アベンジャーズ』サノス戦、ワスプが「耳に入って大きくなれば勝てた」とエヴァンジェリン・リリー ─「東京コミコン2023」でまさかの提案 間違いない(笑) 「東京コミコン2023」開幕、マッツ&ユアン&トムヒ&カンバーバッチら来日ゲスト13名いきなりアッセンブル「全員幸せにする」(写真102枚) 私は…夢を見ているのか…? 「東京コミコン2023」豪華来日ゲスト全員まとめ マジで豪華すぎる
Source:@Evangeline Lilly , Variety