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『アベンジャーズ』サノス戦、ワスプが「耳に入って大きくなれば勝てた」とエヴァンジェリン・リリー ─「東京コミコン2023」でまさかの提案

東京コミコン2023 エヴァンジェリン・リリー 撮影写真

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アントマン』シリーズのワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役で知られるエヴァンジェリン・リリーが「東京コミコン2023」にやってきた!

「LOST」や『ホビット』『リアル・スティール』といったメジャー作品での出演でも知られるリリーは、東京コミコンへの参加は初。午前中に行われたオープニング・セレモニーでは笑顔で参加の喜びを語っていたが、本日2度目の登壇ではさらに嬉しそう。ステージでは主に、マーベル作品での仕事について語ってくれた。さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』での思い出もシェアしてくれている。

エヴァンジェリン・リリー、『アベンジャーズ』サノス戦はワスプが「耳に入って大きくなれば勝てた」

東京コミコン2023 エヴァンジェリン・リリー 撮影写真

登場後すぐ、MCの杉山すぴ豊よりホープのフィギュアを手渡されたリリー。嬉しそうに受け取り、観客席に向けて掲げてながら「日本に戻って来れてとても嬉しいです。ありがとうございます」とファンに感謝を伝える。東京コミコンは初参加となったが、来日自体はすでに『アントマン&ワスプ』に果たしている。リリーは「最後に来たのは『アントマン&ワスプ』のプロモーションで行ったんです。大阪に行きましたね」と当時を振り返りながら、「今回は東京に来れました。東京の皆さん、本当にありがとうございます」と再来日を喜んだ。

2023年にはシリーズ第3作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にも出演するなど、ワスプ役での活躍が目覚ましいリリーは、アントマン/スコット・ラングとはすっかり息ぴったりなコンビぶりを見せている。それでは、スコット以外の誰かとチームを組むなら誰が良いだろうか。この質問にリリーはトム・ヒドルストンもここにいるし、ロキですかね」と回答。同じく東京コミコンで来日中のヒドルストンを指名し、会場は歓喜に包まれた。

東京コミコン2023 エヴァンジェリン・リリー 撮影写真

ワスプは『エンドゲーム』のサノス戦でも活躍したが、大きすぎる犠牲を伴ったこの戦いではこんな疑問も上がっている。「アントマンやワスプがサノスのガントレットに入って大きくなれば勝てたのではないか」と。これを問われたリリーは、声高らかに爆笑しながら「もっといいアイデアがあります」とまさかの提案。会場全体が耳を澄ますと「耳に入って大きくなるのはどうでしょう?」となかなかクレイジーなアイデアを繰り出した。笑顔で「べちゃべちゃ(messy)な感じになると思いますけどね」と続け、オーディエンスを盛り上げた。

東京コミコン2023 エヴァンジェリン・リリー 撮影写真

『エンドゲーム』劇中では女性ヒーローのアッセンブルも印象的だが、リリーは同シーンをMCUで一番のお気に入りだと語る。

「あのシーンはMCUで撮った中でも最高でした。13人の女性の役者と一緒に撮影したのはキャリアの中でも初めてです。私たち全員がコスチュームを着て、スーパーヒーローとして戦場で一緒に戦うみたいなことは、すごく楽しかった。

でも、もっと楽したかったのは、みんなと舞台裏で話したり、子どもたちとフェイスタイム(ビデオ電話)をしたりしたこと。私たちの多くが母親で、みんなとシスターフッドの絆を深めることもできました。仲間の一員になることができて本当に光栄でした。」

「『アントマン』では量子世界、『LOST』では無人島に閉じ込められますが、生き残るならどちらが良いか?」という質問も。これにリリーは「中つ国を忘れてますよ」と、出演した『ホビット』シリーズの舞台も追加。「もちろん中つ国です」と続け、「『ホビット』のファンがいたら、声を上げて〜!」と会場を盛り上げた。

東京コミコン2023 エヴァンジェリン・リリー 撮影写真

リリーといえば、『アントマン』のホープ役、「LOST」のケイト役、『ホビット』のタウリエル役など、自立した強いキャラクターを演じている。これらのキャラクターと自身との繋がりを訊かれると「高校生の時はおてんば娘だったんです。しょっちゅう男の子と一緒にいましたし、サッカーをするのも好きでした。あとはウェイトリフトとか、陸上もやりましたね」と自身の過去を振り返りながら、「だから身体を張るような、強くて頑固なキャラクターを演じることはすごく自然でした。私自身、頑固でいることを誇りに思ってますよ(笑)」と答えた。

たくましさだけでなく美しさも持つリリー。これを保つ秘訣についても訊かれると、日本語で「ありがとうございます」と伝えながら、「美しさの鍵は喜びであり感謝だと思います」と回答。「もし常に喜び、感謝の気持ちを伝えていれば、笑顔や目を通して内面の輝きに繋がると思います。そういうことが世界で一番人を惹きつけることだと思います」と自身の考えを明かした。

ファンも美しさの原動力だと語るリリーは「私は自分をサンタクロースみたい」と例えながら、感謝を伝えている。「実際は80歳なんだけど、皆さんが若く保たせてくれている、みたいな。だから皆さんは私が若くいられるためにもずっとファンでいてくれないといけませんからね」。

東京コミコン2023 エヴァンジェリン・リリー 撮影写真

締めくくりは、日本のファンに向けてメッセージ。「これだけ好意を見せてくれるファンダムに出会ったことはないと思います。世界中で、スタイルや見た目も含めて日本が一番好きかもしれないです」と嬉しい言葉。最後には「(アメリカの)ディズニーランドで私が出ているライドにも乗ってくださいね」とちょっぴり宣伝も交えながら、日本語で「ありがとうございます」と伝えた。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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