クリス・ヘムズワースの人生変えた「リミットレス」新シリーズ予告編が公開 ─ エド・シーランのライブでドラムにも挑戦

『アベンジャーズ』などのクリス・ヘムズワースが、長寿と健康のための課題に挑むドキュメンタリー・シリーズの第2弾「リミットレス:クリス・ヘムズワースのフォーエバー・ヤング」の予告編が公開された。
2022年に配信された「リミットレス with クリス・ヘムズワース」に続く本作では、ヘムズワースが科学的に裏付けられた“よりよく生きる秘訣”を探求するため、3つの壮大な試練に挑む。今回は身体だけでなく“脳”の強化が大きなテーマとなる。
予告編の冒頭では、ヘムズワースがドラマーとして、エド・シ-ランの7万人ライブに登場。その裏で「会場の大きさを理解した瞬間、逃げ出すことを考えた」と本音を漏らしたり、未経験のドラム練習に苦戦する姿が映し出される。
また、スイス・アルプスの高さ約180mの氷壁を登るチャレンジや、痛みと向き合うべく韓国の特殊部隊と過酷な訓練を行う様子も。登頂中に恐怖の波が押し寄せてきたというヘムズワースだが、それも「ここ(脳)の問題だ」と語る姿が印象的だ。日本語版予告編はディズニープラス内で公開中だ。
撮影は2年間にわたり、6カ国で実施。ヘムズワースは医師、認知科学者、総合格闘家といった専門家の協力を得て、認知機能の向上、恐怖の克服、痛みの受容に挑戦した。エド・シ-ランとの共演は2024年8月にルーマニア・ブカレストで行われた「+-=÷×(マスマティックス)ツアー」の一幕で、ヘムズワースによる「Thinking Out Loud」のドラム演奏が当時話題となった。
予告編の公開にあたり、ヘムズワースは次のようにコメントしている。
「このシリーズの制作は、人生を変える旅でした。自分の健康、回復力、そしてよりよく生きることの意味について、多くのことを発見しました。今作が、視聴者の皆さんにとっても“コンフォートゾーン(安全地帯)”から抜け出し、チャレンジを受け入れるきっかけになればと思います。なぜなら、この体験は僕の人生に本当に大きな影響をも与えたからです。」
前シリーズでは第5話で遺伝子検査を行ったところ、アルツハイマー発症リスクが高いことが判明。家族との時間を過ごすために「しばらく休みたい」と思うに至り、ヘムズワースは休養を発表していた。ヘムズワースにとって、人生を変えるきっかけとなったシリーズとなっている。
クリエイターは引き続き、『ザ・ホエール』(2022)などの鬼才ダーレン・アロノフスキーとアリ・ハンデル。製作総指揮にはアロノフスキー、ハンデル、ヘムズワース、『タイラー・レイク』シリーズのベン・グレイソン、ジェーン・ルートらが名を連ねている。
「リミットレス:クリス・ヘムズワースのフォーエバー・ヤング」全3話は2025年8月15日にディズニープラスで配信開始。
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