【独自】『シャン・チー2』は「実現する」とシム・リウが明かす ─ 「主役になる物語がある」

出演最新作『ラスト・ブレス』日本公開を2025年9月26日に控えるシム・リウが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)主演作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)待望の続編についての確信をTHE RIVERの単独取材にて明かした。
MCU初のアジア系ヒーロー単独作として登場した『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、公開以来続編の要望が絶えない作品の一つだ。続編製作の意向はこれまでも伝えられてきたが、監督のデスティン・ダニエル・クレットンが別の新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に就任する一方、具体的な進捗は聞こえず。一時はリウが「僕のコントロールの及ばない状況で延期され続けている」と明かしたこともあった。
現在になって、MCUは2027年予定の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』で現行タイムラインをリセットするとの情報も。すると『シャン・チー』続編の可能性も薄れてしまうと考えられるが、現状はどうなっているのか?THE RIVERの単独取材に応じたリウは「その答えは僕より上の階級の話になってしまうんです。映画の編成は僕の仕事じゃないから……」と断りつつも、頼もしいアップデートをもたらしてくれた。

「僕はこのキャラクターのことが大好きです。深く想っています。この映画は公開当時、世界に深くて重大な影響をもたらしました。当時はパンデミックの最中でしたが、世界中の映画ファンに愛されました。あの映画を楽しんでもらえて、もっと観たい、続編が欲しいと言ってもらえると、僕はいつもありがたい気持ちになります。そのことは重々承知しています。」
続けてリウは、「現在は、目前にある映画、たくさんの人が登場する巨大な映画に徹底的に集中しているのだと思います」と『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』について言及。さらに、シャン・チー再登場の機会を次のように示唆した。
「けれど自然と、このキャラクターには主役になる物語がさらに与えられるはず。それが待ちきれませんし、実現するはずです。だから、皆さんの忍耐に感謝したいです。」
リウの出演最新作『ラスト・ブレス』は、地球上で最も危険を伴う職業”と呼ばれる飽和潜水士の衝撃の実話を描く。本作でリウが演じているのは、人当たりはぶっきらぼうだがプロ意識が強い中堅潜水士のデイヴ。ベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)と若手のクリス(フィン・コール)とチームを組み、深海にあるパイプラインの補修作業を行うために北海を出航するのだが、そこで絶望的な事故が発生し……。
シム・リウ出演のサバイバル・スリラー『ラスト・ブレス』は2025年9月26日より日本公開。THE RIVERを通じ、日本のファンに自身の言葉を届けられることを喜んでいたシム・リウへのフルインタビュー記事は、映画公開に合わせて後日掲載予定。
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