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【ネタバレ】「ロキ」第5話ラストシーン考察 ─ 『アントマン3』のヴィラン征服者カーンとの関連は

「ロキ」
(C)2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」もいよいよクライマックスを迎える。物語の完結を前にして、第5話『未知への旅』では最終決戦の舞台となる場所が判明した。

どうやらこの場所は、映画『アントマン』シリーズ第3作『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』のヴィランとされている征服者カーンと関連している可能性があるようだ。本記事では、最終回に向けた展開への推測を巡らしてみる。

この記事には、「ロキ」第5話『未知への旅』のネタバレが含まれています。

「ロキ」
(C) 2021 Marvel

第5話では、剪定されてしまった者たちが捨てられる虚無(void)の世界を舞台に、TVAの黒幕探しが行われた。裁判官ラヴォーナによって剪定されたロキも虚無の世界に堕ち、他の時系列の変異体ロキたちと合流。抜け口を探すため、虚無の世界の番人アライオスとの戦いが繰り広げられた。

女性の姿をしたシルヴィも自ら剪定し、虚無堕ち。ロキとシルヴィは、アライオスを倒した先にTVAを操る黒幕が待ち構えていると推測し、この謎のモンスターに立ち向かうこととなった。その強さに為す術なしかと思われたが、クラシック・ロキ(リチャード・E・グラント)の助けを得て、なんとかアライオスを撃破。すると、はるか遠くにそびえる城が現れたのだ。

最終話では、ロキとシルヴィはこの城に向かうことになるだろう。もっとも、タイムキーパーが偽物アンドロイドであった以上、本物の黒幕を推測するのは限りなく難しい。唯一、TVAをなおも死守しようとするラヴォーナが黒幕候補として考えられそうだが、劇中では彼女も事情をつかめていない素振りを見せていたため、敵か味方かは判然としない。それでは、ラヴォーナを除いてほかに考えられる黒幕は誰だろうか。

ヒントは、ロキとシルヴィの前に現れた城にありそうだ。一部の海外メディアやファンの間では、アライオスに守られていたこの城が原作コミックに登場する都市国家クロノポリス(Chronopolis)なのではないかという推測がなされている。クロノポリスとは、原作コミックでカーンの本拠地とされている都市国家。リンボ界と呼ばれる異次元世界に存在し、ここを経由してタイムスリップを行うことができる。

さらに、クロノポリスは都市全体がドーム状の膜のようなもので保護されており、設定こそ違えど第5話で現れた城もアライオスによって存在が隠されているように見えた。その一方で、原作コミックでのアライオスはカーンと敵対する。この城がクロノポリスだったとしたら、なぜアライオスはその存在を覆っていたのだろう。

また、原作コミックでのカーンは、ラヴォーナの恋人としても知られている。ラヴォーナは、最初は憎んでいたカーンを愛すようになり、ともに戦うようになるのだ。以前、ラヴォーナを演じるググ・バサ=ローは、今後のMCUでカーンと対面する可能性について「もしかしたら私たちは未来か過去か、どこかで一緒になるかもしれませんね。TVAでは、時間がどうにでもなりますから」と示唆的な発言をしていたが、それが早くも「ロキ」の最終話で実現してしまうかもしれない。

もっとも、カーンは『アントマン』でのメインヴィランであることが判明しているため、ロキとシルヴィが戦う相手なのかには疑問の余地も残る。仮に最終決戦地がクロノポリスだったとしても、時空間を往来するカーンは不在かもしれない。果たして、最終話で姿を見せる黒幕は視聴者がすでに知っている人物か。それとも……?

マーベル「ロキ」はディズニープラス(Disney+)で配信中。

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Source: Comicbook

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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