「ロキ」シーズン2は「より大胆、よりシュールに」 ─ ラヴォーナ役俳優が予告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「ロキ」シーズン2では、前シーズンを上回る衝撃が待ち受けているようだ。TVA職員のラヴォーナ・レンスレイヤー役で続投するググ・バサ=ローが語った。
この記事には、「ロキ」シーズン1のネタバレが含まれています。

「ロキ」シーズン1は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経てTVA(時間変異取締局)に捕らえられたロキ(トム・ヒドルストン)が、メビウス捜査官を相棒として、“神聖時間軸”から分岐したマルチバースを修正する物語。最終話では“在り続ける者”が登場し、世界と時間の真実が明らかになった。神聖時間軸から文字通りはみ出した“変異体”の裁判官だったラヴォーナは、自らもまた変異体だったことを知り、自由意志を求めてTVAを去ったのである。
米Entertainment Tonightにて、バサ=ローは「ラヴォーナは強烈な存在。自分勝手にもTVAを脱出しましたが、そこも(シーズン2では)本当に面白いところです」と話した。そもそも鉄壁の秘密主義に守られたMCU、なかでもミステリー色の強い「ロキ」だけにストーリーには言及されていないが、シーズン2の撮影をこう振り返っている。
「シーズン2の撮影は素晴らしいものでした。より大胆、よりシュール(非現実的)な作品になっているので、ファンのみなさんはとんでもないところに放り込まれることになるでしょう。あらゆる意味で、シーズン1よりも巨大かつ大胆。とてもエキサイティングです。」
数々の映画・ドラマに出演するバサ=ローは、「ロキ」のほか、主演を務めたApple TV+オリジナルドラマ「サーフェス~ねじれた記憶」もシーズン2の製作が決定。かたやマーベル作品、かたや心理スリラーと振れ幅は広いが、「それぞれの役柄を自分のものにしつつ、両方の世界を深めていけるという実感があります」と語った。
「どちらの世界も、どちらの役柄もまったく違います。けれど『ロキ』シーズン2で、スタッフの誰もが私のキャラクターを知っているという体験を初めてしました。セットに行くと、全員が私の役柄を理解している。とっても良い感じだったので、『サーフェス』もそうなることを楽しみにしています。」
「ロキ」シーズン2にはトム・ヒドルストンやバサ=ローをはじめ、メビウス役のオーウェン・ウィルソン、TVA職員・ケイシー役のユージン・コルデロ、ミス・ミニッツ役のタラ・ストロング(声)が復帰。新たに『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2023)のキー・ホイ・クアン、『ブラインドスポッティング』(2018)のラファエル・カザル、ヴィラン役で「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のケイト・ディッキーが加わる。
監督は「ムーンナイト」(2022)のジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド、脚本はシーズン1に参加したエリック・マーティン。前シーズンを手がけたマイケル・ウォルドロンが製作総指揮を務める。
ドラマ「ロキ」シーズン2は、2023年夏にディズニープラスで独占配信予定。
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Source: Entertainment Tonight