【ネタバレ】ロキが「悪戯の神」を卒業? ─ シーズン2驚きの展開、原作コミックにヒントあり

この記事には、「ロキ」シーズン2第5話「サイエンス/フィクション」のネタバレが含まれています。

ロキ、「悪戯の神」から「物語の神」に?
「ロキ」シーズン2第5話「サイエンス/フィクション」では時間織り機の爆発後、TVAにひとり残されたロキに再びタイムスリップ現象が頻発するようになる。TVA崩壊を阻止する術も分からない上、時空間を越えて集めた仲間たちも消滅。もう後がない絶体絶命という状況で突然時間が巻き戻る。ロキはついにタイムスリップを意のままに操ることができるようになったのだ。
「物語の書き換え」能力を手にしたロキ。2014年から2015年にかけてアメリカで刊行されたマーベルコミック「Loki: Agent of Asgard」シリーズでは、ロキが自らを「God of Stories」、つまり“物語の神”と名乗る瞬間が訪れる。より慈悲深くなったロキは、自らの意思で物語を操り、時に書き換えるようになるのだ。
思えばシーズン2では、ロキが内省的になる瞬間が度々描かれてきた。そこには、地球を征服しようとしたかつての姿はなく、大切な仲間を取り戻そうと奔走する姿はむしろ慈悲深いヒーローのようだった。
第5話のラスト、覚醒したロキはさっそく能力を発動。すると、シーンはテンポラルルームへと繋がるTVAの部屋に切り替わる。ロキとO.B.をカメラが見上げる構図は、第4話「TVAの心臓」のクライマックスシークエンスで登場したワンシーンと全く同じ。織り機の爆発を止めるべく、ヴィクター・タイムリーが階段を駆け下った直後だ。ロキがタイムスリップ発動時に思い浮かべた人物は、タイムリーだったのだろうか。
いずれにせよ、ロキは強大すぎるといっても過言ではない力を手に入れた。今後のMCUにどれほどの影響を及ぼすことになるのかも気になるところだが、まずは「ロキ」シーズン2の結末に注目だ。
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