「ロキ」シーズン2、ジョナサン・メジャースは「重要な役割に」 ─ 征服者カーンの変異体、どう繋がる?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」シーズン2では、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2022)のヴィランだった征服者カーンの変異体、ヴィクター・タイムリーが登場する。制作総指揮のケヴィン・ライトによると、タイムリーはシーズン2で大きな役割を務めるという。
「ロキ」シーズン2では、ロキがTVA(時間変異取締局)の職員やロキ変異体のシルヴィらと共に時空間を飛び越えて、自分の身に起こるタイムスリップという現象の謎に迫っていく。映画『クアントマニア』のポストクレジットシーンで初登場したタイムリーは、遂にシーズン2で本格登場となるが、彼の本当の正体や影響力は未知数だ。
米Entertainent Weeklyでは、「ロキ」で製作総指揮を務めるケヴィン・ライトがタイムリーについて説明。配信開始に先がけて、彼の重要度をこう明かしている。
「ヴィクター・タイムリーには、ものすごく期待しています。カーンにはとても面白い、コミックでのバックストーリーがありました。彼はその再現なんです。タイムリーは、『ロキ』でずっと描きたかったキャラクターでした。このシーズンにどう繋がっていくのか、彼の役割にワクワクしています。作品でとても重要な役割を担うことになります。」
原作コミックに登場するタイムリーは、カーンの変異体という設定。実業家・発明家だったタイムリーは、後に米ウィスコンスン州にタイムリーという町を設立して初代市長を務める。町はハイテク都市として繁栄するが、やがてこの市長の正体が未来からやってきた征服者カーンであることが判明する。
タイムリーは「ロキ」シーズン2や今後のMCUで、どれほどの影響をもたらすことになるだろうか。2026年には征服者カーンがヴィランとして再登場する『アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ』が控えており、タイムリーのストーリーラインが同作に繋がる可能性も否定できないが、果たして……?
なお、ヴィクター・タイムリーを演じるジョナサン・メジャースは、2023年3月に知人女性に対する暴行の容疑で逮捕され、9月15日には裁判が開かれる予定。「ロキ」シーズン2への影響も不安視されていたが、予定通り出演することになるようだ。
「ロキ」シーズン2は2023年10月6日、ディズニープラス独占配信。
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