『マイティ・ソー』ロキのスピンオフドラマ、正式に製作決定 ― トム・ヒドルストン主演

映画『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に登場した、“悪戯の神”ロキを主人公とするスピンオフドラマの製作が正式に決定した。米ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOが公式に認めている。
マーベル・スタジオがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品のスピンオフドラマを企画していると報じられたのは2018年9月中旬のこと。主人公の有力候補にはロキとスカーレット・ウィッチの名前が挙げられており、その後、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーとサム・ウィルソン/ファルコンのスピンオフ企画が進行していることも伝えられている。
一連のスピンオフドラマは、2019年にディズニーが開始する新ストリーミング・サービスの主力コンテンツとなる。発表によれば、同サービスの名称は「Disney+」となり、米国では2019年後半の稼働開始を予定しているという。
2018年11月9日現在、ロキのスピンオフドラマについては製作が発表されたのみで詳細は明らかになっていない。今回のアナウンスでは「Disney+にはマーベル・シネマティック・ユニバースの人気キャラクターを中心とする実写シリーズが登場します」、「マーベル・スタジオは悪戯の神ロキのシリーズを製作中で、トム・ヒドルストンが主演します」とだけ記されており、物語の時系列や内容、そのほかキャスト&スタッフに関する情報は含まれていなかった。
なお以前の報道によれば、MCUのスピンオフドラマは全6~8話ほどのリミテッド・シリーズ(1シーズンかぎりのシリーズ)として計画されており、ドラマシリーズとしては多額の製作費が投じられる模様。なお、ケヴィン・ファイギ社長はドラマならではのストーリーテリングについて「物語が存在すること自体と同じくらい、長い形式を採っていることが大切」だと述べており、映画よりもコミックに近いスタイルの作品となることを予告していた。
ちなみにロキ役のトム・ヒドルストンは、2018年11月30日(金)〜12月2日(日)に開催される「東京コミコン 2018」のため来日が決定している。ドラマの製作も発表されたことで、イベントへの期待がさらに膨らむことは間違いないだろう。こちらもお楽しみに…!
マーベル・シネマティック・ユニバース作品、ロキのスピンオフドラマ(タイトル未定)の配信時期は不明。
Source: Disney