【ネタバレ】「ロキ」第5話、ディストピア版「テレタビーズ」が元ネタだった

マーベル・ドラマ「ロキ」に、あの子供向け番組「テレタビーズ」の影響があった?
「ロキ」といえば、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“裏切り王子”としてお馴染みの愛されヴィラン、ロキを主人公に描く単独シリーズ。スリラー要素が強く、公言されているデヴィッド・フィンチャー作品からの影響は気付きやすいものだが、一体どこに「テレタビーズ」の要素があったのだろう?
この記事には、「ロキ」第5話のネタバレが含まれています。
そもそも「ロキ」と「テレタビーズ」の関係が話題になったのは、本作配信前に監督のケイト・ヘロンが、影響を受けた作品として「テレタビーズ」を挙げていたからだ。監督はほかに『ブレードランナー』「マッド・メン」を挙げていたが、これらはおよそ納得しやすいはず。
「『テレタビーズ』を参考にしたことは、まだ話していませんでしたね」と、監督はシーズン終了後にYouTube番組のインタビュー企画で話している。「第5話です。“虚無”の世界を、草ぼうぼうの庭のようにしたくって。忘れ去られた場所ですからね」。
「当初はイギリスの田舎街として説明されていたんです。特殊効果のILMの方と話していたことを覚えています。“どう思います?”って言われて、何も思いつかなかったんですけど、その時に“あっ、こういうのはどうですか?『テレタビーズ』みたいな、ゆるやかな丘をディストピアっぽくするんです。そういうのを目指したい”と。晴れ晴れとはしていなくて、こう、霧がかっているような。『テレタビーズ』の影響はこれです。幸運なことに、これが採用されました。」
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— Teletubbies (@TeletubbiesHQ) January 21, 2021
「テレタビーズ」はイギリス発の子供向け番組。4人の愛らしいキャラクターが「テレタビーランド」という緑の丘の世界で、様々な遊びを繰り広げる、ほのぼのした内容だ。子どもたちが夢見た世界を、ディストピア風にアレンジするだなんて、なんとも奇想天外な発想。そういえば「テレタビーズ」には赤ん坊の顔の太陽が登場していたが、「ロキ」の虚無の世界には、ひび割れた赤ん坊の顔の巨大な石像がいくつか転がっていた。これって一体……?

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Source:ForAllNerds TV