『スパイダーマン:スパイダーバース』フィル・ロード&クリス・ミラー、ミステリーコメディ製作へ ─ 各話ごとに異なる視点で描く

『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)の製作総指揮を務めたフィル・ロード&クリス・ミラーがApple TV+とタッグを組み、コメディシリーズ「The Afterparty(原題)」を製作することがわかった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
全8話構成の本作は、とある高校の同窓会“アフターパーティー”を舞台にした殺人ミステリー・コメディ。エピソード毎に同じ一夜を異なるキャラクターの視点から、そして各キャラクターの個性に合わせた映像スタイルとジャンルでストーリーが展開されていく。
本作はショーランナーを担当するクリス・ミラーによって立ち上げられた企画で、ミラーはフィル・ロードと共に製作総指揮も兼任。製作には、2019年にロード&ミラーと5年間に渡る包括契約を結んだ米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンおよび、米トライスター・テレビジョンが参加している。
ロード&ミラーは現在、大人向けのNetflixオリジナルアニメシリーズ「Hoops -フープス-」を製作している最中で、「The Afterparty」がストリーミングサービスにて手掛ける2度目の作品となる。なお、ロード&ミラーはライアン・ゴズリングが主演を務める宇宙映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー(原題:Project Hail Mary)』の監督も務める予定だ。製作時期については言及されていないため、どちらの作品から製作が開始されるのかは不明。続報が待たれるところだ。