『スパイダーバース』フィル・ロード&クリス・ミラー、新作コメディ映画で『22ジャンプストリート』ルーカス兄弟と再タッグ

『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)のフィル・ロード&クリス・ミラーが、ユニバーサル・ピクチャーズによる新作コメディ映画で、自身監督作『22ジャンプストリート』(2014)に出演したルーカス兄弟と再タッグを組むことがわかった。ロード&ミラーは製作を務め、「ケニー・ルーカスの脱力ライブ」(2017)などでも知られるコメディアン・俳優・脚本家のルーカス兄弟は主演・脚本を担当。米Deadlineが報じている。
2019年にロード&ミラーは、ユニバーサル・ピクチャーズとの間で、映画会社・製作会社による企画を配給会社が最初に見る権利を得られるというファーストルック契約を締結した。契約の一環として製作される本作は、物語こそ明かされていないが、独創的で単純明快なコメディ作品になるとのことだ。『LEGO® ムービー』(2014)『22ジャンプストリート』など痛快コメディ映画を得意とするロード&ミラーにとって、まさしく相応しい作品と言えるだろう。
脚本にはルーカス兄弟の他、「シングルパパの育児奮闘記」(2010-2014)のマックス・ライスマンも参加。製作総指揮には、『スパイダーマン:スパイダーバース』『ブリグズビー・ベア』(2017)などで知られるウィル・アレグラが就任している。
ちなみに、フィル・ロード&クリス・ミラーは本作の他、ライアン・レイノルズ主演のモンスターコメディ映画、『スパイダーマン:スパイダーバース』続編に製作として参加している。また、監督作としては、ライアン・ゴズリングが主演を務める宇宙映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー(原題:Project Hail Mary)』も控えているが、どれが先に製作されるのかは、現時点では不明だ。
Source: Deadline