『ロード・オブ・ザ・リング』ホビット役の4人が再集合 ─ ホビット庄ではなくスペイン料理屋にて

ピーター・ジャクソン監督による『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で、メインキャラクターとなるホビットの4人を演じた役者が再会を果たしたようだ。メリー役のドミニク・モナハンがInstagramを更新し、仲睦まじい姿を投稿している。
『ロード・オブ・ザ・リング』は、J・R・R・トールキン『指輪物語』のハリウッド映画化作品として、2001年に誕生した。『ハリー・ポッター』と同時期に公開され、2000年代初頭に生まれた世界的ファンタジーブームの火付け役として、大きく貢献した。シリーズ完結から2023年で20周年を迎えるところだ。
そんな『ロード・オブ・ザ・リング』の成功に寄与したのが、世界の支配を目論む冥王サウロンを打倒する任務に挑むこととなった4人のホビット。このたび、サウロンを倒すのに必要な指輪の所持者を任されたフロド役のイライジャ・ウッド、任務のことを偶然盗み聞きしてしまったサム役のショーン・アスティン、フロドの遠い親戚であるメリーとピピンをそれぞれ演じたドミニク・モナハン&ビリー・ボイドが、感慨深い再会を果たした。
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4人が再会を果たしたきっかけは定かでないものの、画像を投稿したモナハンによると、集まる場所となったのは、ホビット庄の酒場ではなく、スペイン料理屋さんらしい。今ではそれぞれ40代、50代となった4人だが、その仲は『ロード・オブ・ザ・リング』の時から今でも続いているようだ。
『ロード・オブ・ザ・リング』後、4人は俳優業の傍らそれぞれの道で活躍を続けている。イライジャ・ウッドはプロデュース業にも注力し、アスティンは2017年に配信された「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)シーズン2のキーキャラクター、ボブ役で再び注目を集めた。また、ボイドとモナハンはコンビで活動を続け、2021年にポッドキャスト「The Friendship Onion」を開始。ウッドとアスティンもそれぞれゲスト出演をしたことでファンの間で話題となった。
2022年は4人にとってリユニオンイヤーとなったが、『ロード・オブ・ザ・リング』にとっても記念すべき年となる。2022年に新ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」が配信開始となるのだ。同シリーズは映画を手がけた米ワーナー・ブラザースではなく、米Amazon Studiosの下で製作されたものとなる。ちなみに映画版でアラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンは、同シリーズを「観ます」と宣言していた。