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【ネタバレ】「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」のあの人、自分がサウロンだと知った時の心境を明かす

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
(c)Amazon Studios

この記事には、「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」第8話『合金』の重大なネタバレが含まれています。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
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「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」サウロンの正体ハルブランド役、いつ気づいた?

Amazonの超大作シリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」。一部ファンの予想通り、南方国の王ハルブランド(チャーリー・ヴィッカース)が冥王サウロンであった。正体に気づいたのは、主人公ガラドリエル(モーフィッド・クラーク)。エルフの指輪鍛造を熱心に手伝うハルブランドを見て不審に思ったのだ。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
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ハルブランド=サウロンという衝撃事実は最終話でやっと明かされたが、役を演じるヴィッカーズはどのタイミングで正体を知ったのだろうか?次のように明かしている。

「実は、しばらく時間がかかりました。最初の2話を撮影した後、ニュージーランドでは新型コロナのため5~6か月ほど撮影休止になったんです。そして第3話の撮影開始前、確かまだ休止期間が2カ月ほど残っていたとき、ショーランナーから『ミーティングをしたい』と言われたんです。そして第1話でガラドリエルが発見した、壁を突き破ったオークやサウロンの印があるセットに連れて行かれました。そこで『これはあなたの世界です。あなたはサウロンを演じているんです』と明かされたんです。」

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
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衝撃の事実を知ったヴィッカーズだが、その時の心境は驚きではなく「なんとなくわかっていた」という。「最後2つのオーディションでスピーチをさせられたので、間違いなく予感はしていました。1つは『ヘンリー六世 第3部』のリチャード三世。もう1つはミルトンの『失楽園』で、まさしくサタンでした。どちらも非常に邪悪なキャラクターなので、その予感はありました」。

第2話のガラドリエルを救う‟いかだ”のシーンでは「自分が誰なのかよくわからないまま撮影した」と言うが、正体がわかってからは潜在意識に定着させるため、出来る限り多くの資料を読み込んだそう。「『シルマリルの物語 』のサウロンに関連する部分を読み直し、トールキンの手紙も読みました。また『中つ国の歴史(原題:The History of Middle-earth)』のモルゴスの指輪の巻も読みましたね。サウロンに関する記述がたくさんあるんです」。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
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ヴィッカーズのこうした役へのアプローチは、第3話以降の演技にしっかり反映されているはず。以前ショーランナーが、最終話を観た後では「初期エピソードの見方が変わる」と発言していた通り、2周目はサウロンの手がかりを見つける楽しみがありそうだ。

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Source:Deadline

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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