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スカーレット・ヨハンソン主演『LUCY/ルーシー』続編準備中!脚本は完成済み、リュック・ベッソン新作企画も

スカーレット・ヨハンソン
Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9361110307/ )

2014年に製作されたSFアクション映画『LUCY/ルーシー』の続編計画が始動していることがわかった。
『レオン』(1994)や『フィフス・エレメント』(1997)で知られるリュック・ベッソンの脚本・監督、スカーレット・ヨハンソン主演による本作は、4,000万ドルの製作費で4億6,300万ドル以上の全世界興行収入を達成。製作を担当したヨーロッパ・コープ社は、続編の準備を水面下で進めてきたようだ。

ベッソンが設立したフランスの製作会社であるヨーロッパ・コープは、2016年度(会計年度)で1億3,500万ドルの赤字を出している。この結果を受けて、同社CEOのマーク・シュミューガー氏は米バラエティ誌に対し、次なる戦略として今後は1年に2~3本の英語作品と2本のフランス語作品を手がける方針であることを明かした。なかでも同社のルーツであるアクション・スリラー映画やSF映画に力を入れ、ベッソンがあらゆる作品に携わることを徹底していくようだ。

『LUCY/ルーシー』の続編計画は、こうした同社の動きの中で進行しているものである。すでにベッソンは脚本の執筆を終えているようだが、その内容までは現時点で明かされていない。ヨハンソンをはじめとした前作の出演者が再登板するかどうかもわからない状況だ。
なおベッソンは『LUCY/ルーシー』続編よりも以前に、別の女性主人公による英語のアクション・スリラーを手がけるという。製作費は3,000万ドル規模で、原案と脚本をベッソンが担当。撮影は2017年11月より早くも始動するようだ。

なおヨーロッパ・コープ社の最新プロジェクトは、約1億8,000万ドルという巨額が投じられたベッソンの脚本・監督作品『ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ(原題:Valerian and the City of a Thousand Planets)』だった。ただしこの映画は、製作費に対して全世界興行収入は約2億2,300万ドルという結果にとどまっている。

Sources: http://variety.com/2017/film/news/europacorp-rejigs-strategy-cut-losses-post-valerian-1202574239/
http://www.comingsoon.net/movies/news/892085-luc-besson-has-written-the-lucy-sequel-script#/slide/1
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9361110307/ )

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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