『スター・ウォーズ』ルーク役マーク・ハミル、復帰の決め手はハリソン・フォード「彼はやらないだろうと思っていた」

シリーズ最新作スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でルーク・スカイウォーカー役への本格復帰を果たすマーク・ハミルが、復帰の決め手となったのがハン・ソロ役のハリソン・フォードだったことを明かした。米ニューヨーク・タイムズ誌のロングインタビューで語っている。

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)から、マークはオリジナル3部作の主人公を演じてシリーズを牽引してきた。しかし彼は、再びルーク役を演じることには非常に消極的だったという……。

スター・ウォーズ

©Twentieth Century-Fox Film Corporation Photographer: John Jay 写真:ゼータ イメージ

ハリソン・フォード、間接的に背中を押す


『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)でルーク役を演じ終えた後、1999~2005年に製作された『スター・ウォーズ』プリクエル3部作にマークは一切関わらなかった(レイア役のキャリー・フィッシャーが脚本に助言していたことを除いて、同3部作にはオリジナルの主役3人は関与していない)。したがって再演の話を切り出された際にも、マークはそんな事態をまったく予想していなかったようである。

2012年、マークとキャリーはジョージ・ルーカスの呼び出しを受けている。そこでジョージが語ったのは、ルーカスフィルムの権限をキャスリーン・ケネディ(現社長)に譲ること、新3部作の計画があるということだった。しかしその場に及んでも、マークは「自分たちは“真ん中の3部作”で、仕事は終わったんだ」と思っていたという。
新3部作にルークやレイア、ハンを登場させる意向があると告げられたマークは、自らの反応について「完全に呆然としていた」と振り返っている。ちなみに同席していたキャリーは1分もかからずに出演を快諾、そのことにもマークは驚かされたようだ。

しかし提案を受けてもなお、マークはルーク役の再演を断るつもりだったという。その頃、彼の心中にあったのは新3部作の構想や現在の観客に対する恐怖だったのだ。

「本当に怖かったんです。どうしてそんなことするんだ?って思いましたよ。奇跡を2回起こすなんて、とんでもなく難しいだろうって。それに、誰も50代、60代、70代の僕たちなんて見たがらない。走り回って、デス・スターに頭をぶつける姿なんて悲しいでしょう。」

当時のマークには、『フォースの覚醒』の出演オファーを断る理由があると考えていたようだ。そう、きっとハリソン・フォードは出演を引き受けないにちがいない……。

「彼は年を取りすぎてるし、十分にお金を持ってるし、それにすごく気難しい。(ハン・ソロ役は)やらないだろうと思いましたね。」

 

しかしマークの予想もむなしく、ハリソンはハン・ソロ役を引き受けた。彼はその時、自分が出演を断るという選択肢がないことに気づかされたという。

「もし僕だけが断ったらどうなるか想像できます? オタク(ナード)の世界で一番嫌われる男になっちゃいますよ。」

こうしてマーク・ハミルはルーク・スカイウォーカーへの復帰、シリーズへの再登場を決意するに至った。その後押しを(本人が知ってか知らずか)後押ししたハリソンに、全世界の『スター・ウォーズ』ファンは感謝することにしよう。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。34年もの時間を経て、再びルーク・スカイウォーカーが新しい物語を引っ張っていくことになる。

「スター・ウォーズの主人公はハン・ソロだと思ってた」ルーク役マーク・ハミル、40年越しの告白

Sources: https://www.nytimes.com/2017/10/30/movies/star-wars-the-last-jedi-luke-skywalker-mark-hamill.html
https://screenrant.com/star-wars-force-awakens-mark-hamill-harrison-ford/
写真:ゼータ イメージ

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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