Menu
(0)

Search

新キャプテン・アメリカのスーツ着心地は「悪夢」─ ドラマ版「暑いし汗かくしメガネ曇るし無理」と大変だった

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で、サム・ウィルソンは2代目キャプテン・アメリカとしての本格的初戦を迎える。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)での初登場から3年、装いも一新してのカムバックだ。

ファルコンから2代目キャプテン・アメリカへの変化を受け入れた前回、サムが着用していたのは、いかにも“アメリカ的”なスーツと顔を半分だけ覆ったヘルメット。しかし本作ではスーツのデザインが新しくなり、頭部もヘルメットではなくファルコン時代を思わせるゴーグルになっている。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
© 2024 MARVEL.

では、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のヘルメット姿はもう登場しないのか? 演じるアンソニー・マッキーは、米IGNで自身の要望が反映されたことを明かしている。

【特集】アベンジャーズ新章、始動

「あんなものは二度と着ないって言ったんです。大変でした。暑いし、汗をかくし、メガネは曇る。無理でしたよ。カウルっていうんですが、最悪の悪夢でした。あれでは何もできません。」

衣裳デザイナーの心境を考えると複雑なところだが、スーパーヒーローのスーツは総じて着心地が悪いことで知られる。マッキーはファルコン役で何度もスーツを着用してきたが、それでも以前のヘルメットは耐えがたかったのだろう。

ちなみに『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の新たなスーツは、サムの初登場作である『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のスティーブ・ロジャースを彷彿とさせるデザイン。同じくリアルなポリティカル・スリラー路線に仕上がっているようだから、ジュリアス・オナー監督が作品のトーンを考慮して決定したところも大きいとみられる。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日(金)全国劇場公開。

Source: IGN

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly