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新キャプテン・アメリカ役アンソニー・マッキー、映画とドラマを行き来する苦労「語るべき時間が8時間もある」

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ディズニープラスで配信中 © 2024 Marvel

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たなキャプテン・アメリカとなったファルコン/サム・ウィルソン。演じるアンソニー・マッキーが、映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』を控え、ひとつのキャラクターで映画とテレビを行き来することの難しさを語った。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でスティーブ・ロジャースのシールド(盾)を受け取ったサムは、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では新キャプテン・アメリカへの道を歩み始めた。来たる『ブレイブ・ニュー・ワールド』でも、自身の任務を全うしようとする彼の旅路は続く。

Varietyで、「アボット エレメンタリー」(2021‐)などのタイラー・ジェームズ・ウィリアムズと対談したマッキーが、「映画とテレビは全く異なるアプローチが必要です。映画で発展したキャラクターのファルコンをテレビに移したときのチャレンジは何でしたか?」との質問に回答している。

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「『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』では、シリーズにファルコンを登場させるのに埋めるべき時間がたくさんありました。2時間半の映画ではなく、語るべき時間が8時間もある。そこが怖くて悩まされたし、映画の効力を奪う気がしました。映画は一気に進んでおしまいですが、テレビはストーリーや説明、キャラクターがたくさんあるから、8話見たい、何度も見たいと思ってもらえる内容にするのは大変な作業です」

もっとも、マッキーは「幸いにも、優れたリーダーシップの下での移行でした」と話す。「彼ら(マーベル)は、あの番組を利用して(サムを)キャプテン・アメリカにしたので、一度きりではなく、その先に目指すものがありました。だからその意味ではやりやすかったですが、大部分では大変な仕事でした。“8時間分の価値を、どう高めればいいんだろう?”と」

ちなみに、マッキーが初めてドラマシリーズに挑戦したのは「LAW & ORDER クリミナル・インテント」だった。「自分のキャリアで一番キツかった7日間でした。テレビは別物で、映画は何とかやれても、テレビはスタミナが必要です。(撮影に)6~8ヵ月かかるし、大変ですよ」とそのハードさを強調している。

現時点で『ブレイブ・ニュー・ワールド』の詳細は明かされていないが、マッキーは以前、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン2の代わりに、ドラマシリーズの物語が「映画化されることになった」と明かしていた。ドラマシリーズから映画に戻ってきたサム・ウィルソンの新たなストーリーテリングと、キャラクターとしての進化に期待しよう。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(仮題)』は、2025年2月14日にUS公開予定。

Source: Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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