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アンソニー・マッキーが監督デビュー ─ 公民権運動の先駆者クローデット・コルヴィンを描く映画

アンソニー・マッキー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469318202/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズ、ディズニープラス(Disney+)のマーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2020)のファルコン/サム・ウィルソンで知られるアンソニー・マッキー。『キャプテン・アメリカ』シリーズ第4作に主演することが決定したマッキーが、映画『Spark(原題)』で監督デビューを飾ることが明らかとなった。

Deadlineによれば、本企画は、1955年に米アラバマ州で白人に席を譲らなかったとして罪に問われた公民権運動の先駆者、クローデット・コルヴィンを描く映画。当時、15歳だったコルヴィンは白人に席を譲らないことで人種差別に立ち向かった。この出来事は、公民権運動時代のシンボルとなったローザ・パークスが、同じく白人に席を譲ることを拒否して逮捕された9ヶ月前に起きた。しかし、同運動の他の指導者たちにより、まだ少女だったコルヴィンは公民権運動の理想的な“顔”ではないと判断され、パークスのように歴史に名を残す存在にはならなかったとされる。『Spark』では、一般的に存在が知られていないコルヴィンという人物、そして彼女の人生を伝える作品になるようだ。

マッキーは、メンフィスの国立公民権運動博物館を訪れた時にコルヴィンについて知り、彼女の物語を伝える必要があると感じたという。「感動しただけでなく、刺激を受けました。映画のスーパーヒーローになるのは素晴らしいことですが、彼女は私たちの中に息づいている実在の人物であり、彼女の物語を伝えられることを光栄に思っています」と、映画に対する意気込みを語っている。

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コルヴィン役で主演するのは、『ドリームプラン』(2021)で女子プロテニス選手のビーナス・ウィリアムズを演じ、『フェンス』(2016)などに出演しているサナイヤ・シドニー。マッキーが主演した『ザ・バンカー』(2020)で共同脚本を担ったニコール・R・レヴィがペンを執り、マッキーは、『ワインは期待と現実の味』(2020)のジェイソン・マイケル・バーマン、『パヴァロッティ 太陽のテノール』(2019)のマーク・アンブロース、『Percy(原題)』(2020)のケロン・アキームとプロデュースも兼任する。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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