『スパイダーマン』新スピンオフ『マダム・ウェブ』主演女優、「トム・クルーズばり」スタントにも意欲 ─ 撮影開始に向けて気合十分

『ヴェノム』シリーズや『モービウス』に続く米ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』関連新作映画『マダム・ウェブ(原題:Madame Web)』で主演を務めるダコタ・ジョンソンは、初のアクション映画にしてエンジン全開のようだ。本人いわく、あの稀代のアクションスターばりのスタントに挑めるほど、肉体改造を行ったのだという。
ジョンソンが演じることになるマダム・ウェブは、神経筋疾患を患った盲目の老女としてコミックでは知られている。映画版では物語がどう脚色されるのかも見どころで、設定が踏襲されるのであれば、超能力を発揮することになる。米Vanity Fairによると、撮影は2022年7月にも「秘密のロケーション」で開始されるという。
これまで、『フィフティ・シェイズ』シリーズや『サスペリア』(2018)などで活躍してきたジョンソンにとって、本格的なアクションは本作が初。間もなくキックオフとなる撮影に向けて、ジョンソンは「保険規約の範囲内でできる限りたくさんのスタントを自分で行うために、筋肉を増量している」そうだ。さらにジョンソン自身、肉体改造を経てこう思っているという。
「今では、トム・クルーズばりのことも出来てしまうだろうなって感じです。」
トム・クルーズといえば、言わずもがなハリウッドを誇る唯一無二のアクションスターだ。直近作『トップガン マーヴェリック』(2022)では戦闘機に乗り込み、一部のシーンでは自ら操縦してもいるという、まさに命がけの撮影に挑んでいる。『マダム・ウェブ』でジョンソンが実際に“トム・クルーズばり”のアクションに挑んでいるかは定かでないが、並々ならぬ気合いだけは十分伝わってくる。
ちなみに、『スパイダーマン』の関連作としては、クレイヴン・ザ・ハンターを主人公とする単独映画も進行しており、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)クイックシルバー役などで知られるアーロン・テイラー=ジョンソンが同名ヴィランを演じる。同企画でも圧巻のアクションが期待されており、テイラー=ジョンソンは撮影について「全てロケで行われました」と語り、実写スタントへのこだわりを予告していた。
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Source: Vanity Fair,Variety