『アベンジャーズ』次期大物ヴィラン、カーン役俳優が4.5キロ増量バルクアップで戦闘準備完了

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アントマン』シリーズ第3作『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』に登場するヴィランの征服者カーンは武闘派になるようだ。演じるジョナサン・メジャースは、この役のために4.5キロ(10ポンド)増量のバルクアップをこなしたという。米Men’s Health誌2022年11月号の表紙では、水着のトランクス姿で引き締まった筋肉を披露している。
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同誌のインタビューに応えた製作総指揮のスティーヴン・ブルサードによると、『クアントゥマニア』の役作りでメジャースは筋肉を約4.5キロも増量。それだけの量の筋肉を増やすのは容易ではないことだ。厳しい食事療法や筋肉トレーニングを課したに違いない。
メジャースは、ストレングス&コンディショニングのコーチであるジェイミー・ソーヤーとトレーニングに励み、ソーヤーは役に合わせた肉体作りのアプローチについて言及。「彼は戦士バージョンのカーンを演じるので、かなり昔から存在し、あらゆる種類の戦闘スキルを身に着けた戦士がどんな容姿をしているかを考え、彼を堂々とした人物に見せることにフォーカスしました」と説明している。その成果は、メジャースの表紙が物語っていると言えそうだ。
またブルサードは、『クアントゥマニア』の撮影セットにメジャースが征服者カーンのコスチュームを着て毎日早めに到着し、ポータブルスピーカーを手にジョギングしていたエピソードも披露。厳格かつ献身的に役作りに励んでいたと明かした。
メジャースはMCUドラマ「ロキ」(2021‐)では“在り続ける者”、『クアントゥマニア』ではその変異体となる征服者カーンとして登場する。いわば一人二役を演じるわけで、その区別化を図るために肉体改造は必須だったのだろう。「ロキ」では穏便なバージョンのカーンを演じたが、今度のカーンは強靭な肉体や戦闘スキルと共に登場することとなるようだ。今後のMCUにおいて大物クラスのヴィランになると見られるカーンに警戒しよう。
映画『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』は、2023年2月17日に米国公開予定。
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Source:Men’s Health