『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック、デンゼル・ワシントン主演のスリラー映画に出演交渉中

大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のフレディ・マーキュリー役で、第91回アカデミー主演男優賞など多数の映画賞に輝いたラミ・マレックが、デンゼル・ワシントン主演のスリラー映画『Little Things(原題)』の出演交渉に入っていることがわかった。
報道によれば、マレックが交渉に入っているのは、ロサンゼルス市警からやってきた切れ者の若手刑事バクスター役。デンゼル演じる主人公の保安官ディークと組み、連続殺人鬼を追うという役どころだ。ディークは「ささいなこと(little things)」に鼻がきき、事件の手がかりを巧みに集めていく。しかし捜査のためなら規則を破ることも厭わないディークを相手に、バクスターは苛立ちを覚えるのだった。実はディークの過去には暗い秘密があって…。
なお、本作へのマレックの出演について、現時点で米Deadlineは「契約交渉中」、米Varietyは「交渉の初期段階」だと伝えている。交渉の結果は続報を待つことになりそうだ。
マレックは『ボヘミアン・ラプソディ』をひっさげての映画賞シーズンを経て、2019年5月14日現在、自身を代表するドラマシリーズ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-)の最終シーズンを撮影中とみられる。その後、ダニエル・クレイグ主演による『007』最新作『BOND 25(仮題)』の撮影に合流する予定だ。日本での公開作品には、同名の脱獄映画をリメイクした『パピヨン』(2019年6月21日公開)が控えている。
『Little Things』で脚本・監督を務めるのは、『しあわせの隠れ場所』(2009)や『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2017)のジョン・リー・ハンコック。撮影は2019年9月初旬にも開始されるという。