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マーベル映画、2028年に「異例の4本公開」へ ─ 謎の新作が12月15日US公開、ディズニーが発表

マーベル
Photo by Solomon203 ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marvel_in_Comic_Exhibition_20140810.jpg ) / Remixed by THE RIVER

ディズニーは、タイトル未定のマーベル・スタジオ映画を2028年12月15日に米劇場公開すると発表した。米Varieryが伝えた。

すでに2028年には、2月18日、5月5日、11月10日にマーベル作品の公開が予定されており、今回の発表で同年4作目のスロットが加わることとなった。11月10日からわずか1か月という異例のインターバルとなり、これらの作品が物語的に連動する可能性も考えられる。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において、1年間に4作品が劇場公開されるのは2021年以来7年ぶり。当時は『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『エターナルズ』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(ソニーとの共同製作)が公開されたが、今回の2028年はすべてディズニー配給作品となる点で初の試みとなる。

ディズニーとマーベル・スタジオは、作品数を急激に増加したことによるリソースの不足やファン疲弊を懸念していた。ディズニーCEOのボブ・アイガーは、劇場公開作は年2~3本に留めるとの方針を明らかにしていただけに、この度の発表は意外な展開と言える。

この方針転換の背景には、スタジオ側が十分な制作リソースを再確保できた可能性や、2026年『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』、2027年『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』という2大イベント後の“新章”で攻勢をかけたい意志の表れとも取れる。

もっとも、ディズニーやマーベルにとって公開スケジュールの変更は常であり、このスロットが後に撤回される可能性も否定はできない。最終的に2028年の公開本数が4本に満たないケースも十分に想定される。

注目は、4本のスロットにどの企画が当てはまるかだ。予想される企画には、『ブレイド』『ブラックパンサー3』『X-MEN』『ドクター・ストレンジ3』『ソー5』『シャン・チー2』『ファンタスティック4-2』などがある。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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