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マーベル『インヒューマンズ』ドラマ化決定!IMAXで世界上映、その後テレビ放送という前代未聞の形態に

本日、マーベルはコミック「インヒューマンズ」をテレビドラマ化すると発表した。タイトルはそのまま『インヒューマンズ』で、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』と同様、ABC局が製作と放送を担当する。しかも、本作は全世界の映画館でIMAX上映されることが決定しているのだ。

「インヒューマンズ」とは

インヒューマンズとは、さまざまな特殊能力を有する超人種族のこと。初めてコミックに登場したのは、1965年にスタン・リーとジャック・カービーが執筆した「ファンタスティック・フォー」#45だ。のちに人気を獲得し、単独のコミック・シリーズなども多数執筆されている。マーベル・シネマティック・ユニバースでは、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』でその存在は紹介済み。2019年に映画化される予定だったが、製作が白紙となってからは動向がわからなくなっていた。ドラマ『インヒューマンズ』は、惑星を破壊できるほどの声の持ち主・ブラックボルトらの「語られざる冒険」を描くストーリーになるという。

inhumans
http://www.slashfilm.com/who-are-the-inhumans/3/

前代未聞、テレビ放送&IMAX上映

マーベルによると、ドラマ『インヒューマンズ』は全編をIMAXカメラで撮影する予定。ABC局によるテレビ放送は2017年冬の予定だが、本放送に先がけて、第1話・第2話が全世界のIMAXシアターで公開されるという。2017年9月上旬2週間限定で上映されるようだが、日本にも上陸してくれるだろうか?

ディズニー|ABCテレビジョン・グループのベン・シャーウッド氏は、ドラマ『インヒューマンズ』について「素晴らしいTVコンテンツの始動にあたり、大胆かつ革新的なアプローチを世界の観客に示せる」ものと語っている。またIMAX社CEOのリッチ・ゲルフォント氏は「次なるレベルに到達し、ともに業界で新たな地平を切り開くには、ウォルト・ディズニー・カンパニーとの数十年にわたる関係性を要する」と述べ、今後さらなる企画への展望を示唆した。

なお『インヒューマンズ』は、IMAXがテレビドラマに出資する初めてのケースとなる。企業やメディアを超えて拡大し続けるマーベル・シネマティック・ユニバース、今後の展開からも目が離せない。

source: http://marvel.com/news/tv/26993/marvels_the_inhumans_coming_to_imax_abc_in_2017
Eyecatch Image: http://comicbook.com/2016/04/23/marvels-inhumans-no-longer-has-a-release-date/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。