Menu
(0)

Search

『マーベルズ』は「ワンダヴィジョン」「ミズ・マーベル」鑑賞必須? ─ 「そうはしたくなかった」と監督

マーベルズ
© 2023 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『マーベルズ』は『キャプテン・マーベル』(2019)の続編というだけでなく、女性ヒーロー3人のチームアップ映画でもある。キャプテン・マーベルと共闘するモニカ・ランボーとカマラ・カーンは、ディズニープラス配信のドラマシリーズでMCUデビューを飾ったキャラクターだ。

2人の初登場を見逃してしまった場合、『マーベルズ』の展開を理解することはできるのだろうか。これこそ、監督のニア・ダコスタが苦戦したことだった。米Gamesrader+では、製作中に経験した「真の試行錯誤」を振り返っている。

「彼らには、『ミズ・マーベル』、『キャプテン・マーベル』、『ワンダヴィジョン』と、本作に至るまでのそれぞれの歴史があります。“観客はどれだけの情報を必要とするのか”。これを理解するために、ずっと話し合っていました。これぞ、真の試行錯誤って感じで。」

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

「ほかの作品を見なければいけない、というようにはしたくありませんでした」と続けるダコスタ監督だが、本音も吐露。「“この作品は5つの違うものに対する続編のようなものなんだから”という気持ちもありました。ある時点で、“ここでは描けないものもあるけど、楽しくなるだろう”と考えなければいけなくなったんです」と語っている。

『キャンディマン』(2021)で注目を浴びたダコスタ監督にとって、『マーベルズ』は長編映画3作目。製作規模も格段と上がり、初めて経験することも多かったはずだ。一方、共同脚本も担当し、上映時間を「2時間以内に収める」など、クリエイターとしての強いこだわりをもって製作に挑んだ。果たして、その挑戦は吉と出るか、凶と出るか。

『マーベルズ』は2023年11月10日(金)日米同時公開。

Source:Gamesrader+

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly