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『タイラー・レイク』監督がミニカー「マッチボックス」を実写映画化 ─ 『バービー』の米マテル、「ホットウィール」実写版と両輪展開へ

Matchbox
Photo by Jason Thien https://www.flickr.com/photos/thienzieyung/6656416279

『タイラー・レイク -命の奪還-』シリーズのサム・ハーグレーヴ監督が、米マテル社のミニカーブランド「マッチボックス」の実写映画版で監督を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。

1953年、イギリスで誕生した「マッチボックス」は、マッチ箱を模したデザインのパッケージで販売がスタート。幾度の買収を経て、1997年からはバービー人形などを擁するマテル社傘下のブランドとして再出発を切った。日本発のミニカーブランド「トミカ」にも大きな影響を与えたとされている。

「マッチボックス」の実写化企画は、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン マーヴェリック』(2022)の米スカイダンスとマテル・フィルムズによって進められているとのこと。脚本には、『エスター ファースト・キル』(2022)のデイビット・コッゲスホールと『アダム&アダム』(2022)のジョナサン・トロッパーが就任している。

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スタントマンとしてキャリアをスタートさせたハーグレーブ監督は、2020年にクリス・ヘムズワース主演の『タイラー・レイク -命の奪還-』で監督デビュー。スタントマンならではの視点から緻密かつ豪快なアクションを披露した。本企画の物語は謎に包まれたままだが、「街中のどんなカーチェイスにも匹敵するハイオクタンなシークエンスが登場することは間違いない」と伝えられている。

映画『バービー』(2023)で映画事業に商機を見出したマテル社は、自社ブランドを活用した映画製作に積極的な姿勢だ。もう一つのミニカーブランド「ホットウィール」の実写映画版を発表しているほか、「ボブとはたらくブーブーズ」のアニメ映画化や人形「アメリカンガール」の映画化企画などが伝えられている。

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報道によれば、「マッチボックス」映画化企画ではシリーズ化も視野に入れられているという。2026年にはハリウッドのカーアクションを牽引してきた『ワイルド・スピード』メインシリーズが完結予定。「ホットウィール」映画化企画との両輪展開によって、新たなカーアクションシリーズを築き上げられるかどうか注目が集まる。

Source:Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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