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キアヌ・リーブス、『マトリックス レザレクションズ』を観て圧倒される「どうやったんですか」

キアヌ・リーブス
Photo by Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/32517046162/

俳優キアヌ・リーブスは、自身が18年ぶりに主演を務めた『マトリックス レザレクションズ』の本編を観て圧倒されたという。『レザレクションズ』で監督を務めるラナ・ウォシャウスキーが、初鑑賞時にキアヌが見せた反応を明かしている。

『マトリックス レザレクションズ』は、2003年に完結した『マトリックス』3部作に続くシリーズ最新作。既報によれば、本作は第1作の続編になるというが、全く予想のつかない展開が待っていそうだ。

このたびドイツのイベントに出演したラナ・ウォシャウスキー監督によれば、主人公ネオ役として復活するキアヌでさえ、本編を鑑賞した時には驚きを隠せなかったそう。「映画を観せた時、キアヌはすごく圧倒されていました」と語っている。

監督いわく、鑑賞後のキアヌはその場に座りこんだままだったのだとか。しかし、『マトリックス』の新たな姿を観て気持ちも高ぶったのか、キアヌは次のような言葉をウォシャウスキー監督にかけたという。

「あなたは20年前に、デジタル技術の本質や仮想生活、その影響やそれに対する僕たちの考え方がどうなるのかといったこの先の20年の物語を伝えました。(『マトリックスは』)僕たちにそうしたものを考え議論する枠組みを作ってくれた。それからあなたはキャラクターとかストーリーとか、当時と同じものをまた手にとって、これからの20年を描く作品を作り上げたんです。

『レザレクションズ』の撮影がまだ行われていた2020年9月、キアヌは作品について「とても刺激的で目が覚めるような新バージョンであり、素晴らしいアクションもある」と語り、はやくも期待を寄せていた。しかし、当時は作品が形を成す前。全てのピースが揃った完成版を観てキアヌも改めて驚いたのだろう、鑑賞後には監督に「いったいどうやったんですか?」と尋ねるほどだったという。

20世紀の終わりに映像革命をもたらした『マトリックス』。映像テクノロジー勃興期を過ぎたとも言えるハリウッドでどのような進化を見せてくれるのだろうか。ちなみに、本作に出演するジェシカ・ヘンウィックは「この映画で業界はまた変化を迎えることになる」と語っていた

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Source: Internationales literaturfestival Berlin,Comicbook

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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