『マトリックス4』ナイオビ役ジェイダ・ピンケット=スミスが前3部作から続投交渉中 ─ 新キャストに『ゴーン・ガール』ニール・パトリック・ハリス

伝説のSFアクションシリーズ最新作『マトリックス4(原題:Matrix 4)』に、前3部作でナイオビ役を演じたジェイダ・ピンケット=スミスが出演交渉に入っていることがわかった。米Deadlineが報じている。
シリーズ第2作『マトリックス リローデッド』(2003)、第3作『マトリックス レボリューションズ』(2003)に登場したナイオビは、ロゴス号の船長として戦う、仮想現実(マトリックス)への反乱を企てる女性戦士。演じたジェイダは『マトリックス』ののち、『コラテラル』(2004)やドラマ「しあわせの処方箋」(2009-2011)、「GOTHAM/ゴッサム」(2014-2019)に出演しており、私生活ではウィル・スミスの妻、すなわちジェイデン・スミス&ウィロー・スミスの母親としても知られる。報道によると、2019年10月15日(米国時間)時点で出演契約はまだ結ばれていないということだ。
また米Varietyは、このたび本作の新キャストとして『ゴーン・ガール』(2014)のニール・パトリック・ハリスが出演することも伝えている。ドラマ「ママと恋に落ちるまで」(2005-2014)や映画『ダウンサイズ』(2017)、そのほかアニメや舞台などボーダレスに活躍する俳優だ。先日出演が報じられた、『アクアマン』(2018)ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世と同じく役柄は明かされていない。
『マトリックス4』には、前3部作よりトーマス・アンダーソン/ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティ役のキャリー=アン・モスが続投。そのほか主要キャストの多くが復帰すると伝えられてきたが、具体的な名前が挙げられたのはジェイダが初めてとなる。なお、本作には“ヤング・ネオ”および“ヤング・モーフィアス”なる人物が登場し、若手俳優が起用されるともいわれているが、その真相はいまだ不明。監督には前3部作を手がけたウォシャウスキー兄弟のひとり、ラナ・ウォシャウスキー(元ラリー・ウォシャウスキー)が復帰し、脚本はラナと『クラウド アトラス』(2012)原作者のデイヴィッド・ミッチェル、作家のアレクサンダル・ヘモンが共同執筆した。
映画『マトリックス4(原題:Matrix 4)』は2020年初頭より撮影予定。