マーベル映画キャストを『メン・イン・ブラック』に連れてくるなら誰? ─ クリス・ヘムズワースに聞いてみた

トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスの名コンビで世界的人気を博したSFコメディ・アクション『メン・イン・ブラック』シリーズが、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンによって新登場。『メン・イン・ブラック:インターナショナル』が日米同時公開となった。
クリスとテッサといえば、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のソー役とヴァルキリー役としてお馴染みだ。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の共演で互いの信頼が深まったゆえのキャスティングである。
MCUが全盛を迎えた今、『メン・イン・ブラック』シリーズを見返すと興味深いものがある。過去に戻るストーリーを描く『メン・イン・ブラック3』(2012)では、トミー・リー・ジョーンズ演じたエージェントKの若年期を、後にサノス役となるジョシュ・ブローリンが演じているのだ。さらに、劇中で彼らに手を貸すのは、Netflixドラマ「ルーク・ケイジ」のマイク・コルターである。
「若きエージェントKがサノスで、彼らを助けるのがルーク・ケイジですね」、わざと俗っぽく、THE RIVERはクリス・ヘムズワース本人に話しかけた。バリ島で開催されたインタビューで、クリスは「なるほど」と笑う。「では、もしもMCUから好きな役者をMIBに連れてこられるとしたら、良いエージェント、酷いエージェントになりそうなのは誰ですか?」と尋ねてみたところ…。
「まず、テッサは連れてきましたね(笑)。うーん、マーク・ラファロとタイカ・ワイティティを連れてきたいな。」
マーク・ラファロ…。MIBエージェントといえば、MCUをも凌ぐ秘密主義、何せ「決して知られてはならない存在」なのである。うっかりネタバレ情報を話してしまうラファロさんは、エージェント向きじゃないかも?
「確かに(笑)。でも、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で一緒に撮影したのが楽しかったんです。めちゃくちゃ笑ったなぁ…。えーっと、何て質問でしたっけ?(笑)。」
良いエージェントになりそうな人と、酷いエージェントになりそうな人です、言い直すと、クリスはこう答えてくれた。
「そうだそうだ。マーク・ラファロがエージェントになったら、かなり酷いと思う。良いエージェントは…、口が堅くて秘密主義な人と言えば…、スカーレット・ヨハンソン!彼女なら秘密を守ってくれるはず!」
かつてスパイだったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じたスカーレット・ヨハンソンなら、確かに口が堅そうな印象もある。長年共演を重ねたクリスが言うのだから、実際に誠実で秘密を守ってくれる人物なのだろう。MIBのスーツとサングラスも似合いそうだ。
ところでヨハンソンの秘密といえば、ここ最近では『ブラック・ウィドウ』単独作のためと見られる撮影がノルウェーで開始されたとの情報が…おっと皆さん、このペンの先に注目してください…。
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は公開中。
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』公式サイト:http://www.meninblack.jp/