Menu
(0)

Search

『スパイダーマン』ゼンデイヤ演じるMJ、ヒーローになる案あった ─ 「スーパーヒーローはトムに任せた」

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)に始まったMCU版『スパイダーマン』の3部作だ。ゼンデイヤ演じるヒロインのMJことミシェル・ジョーンズ=ワトソンも変化を遂げてきた。

「自分の役(MJ)をスーパーヒーローにしてもらおうと頼んだことはなかったんですか?」。ゼンデイヤにこう尋ねたのは、露OKのインタビュアーだ。質問が終わらないうちから、ゼンデイヤは笑顔で「ノー、ノー、ノー」と応じている。しかし隣に座っていたスパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランドは、「彼らの方がそうしようとしてた時期があったじゃない、覚えてない?」と一言。むしろ、マーベル/ソニー・ピクチャーズの側がMJをヒーローとして成長させようと検討したことがあったようだ。

これについて、ゼンデイヤは「覚えてる。だけど、スーパーヒーローはこの人(トム)に任せました」と語り、MCU版3部作で独自のMJを演じられたことに喜びを感じていることを強調した。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

「MJという役柄、MJの役割にはとても満足しています。ジョン(・ワッツ監督)の素晴らしい仕事は、ネッドとMJ、ピーターの間に美しい友情と愛情を描いたこと。これは美しいラブストーリーです。スパイダーマンは世界を守るけれど、彼には手助けが必要。彼ひとりで世界を救うことはできません。彼はなんとか自力でやり遂げようとするひとりの若者で、そこにネッドとMJが現れて手助けをしようとするんです。3人ともすごく賢くて、お互いに協力しながら支え合っている。そんなチームに加われて、私はとてもうれしいんですよ。」

コミックやアニメのMJはスパイダーウーマンとしても活躍しているため、仮に実写映画版でMJがヒーローになったとしても不思議なことではなかった。しかし、少なくともMCU版『スパイダーマン』3部作のMJはその道を進まなかったということである。もちろん今後のことは未知数だが、少なくとも現時点では。

ちなみにテレビ番組「Jimmy Kimmel Live!」でも、ゼンデイヤは8歳の少年から「自分がスパイダーウーマンじゃないことには怒りましたか?」との質問を受け、「怒ってないですよ。スーパーヒーローも楽じゃないのがわかったし、だからいいかなって」と回答している。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)公開。

Sources: OK, Jimmy Kimmel Live!

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly