MCU「フェイズ5」新作映画5本の米国公開日が決定 ─ 2021年~2023年は年4本のハイペース

ウォルト・ディズニー/マーベル・スタジオが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「フェイズ5」にあたる新作映画5作品の米国公開日を発表した。
米The Hollywood Reporterによれば、新たにMCU作品の米国公開日として発表されたのは、2022年10月7日、2023年2月17日、2023年5月5日、2023年7月28日、2023年11月3日(いずれも作品タイトルは未定)。およそ3ヶ月前後のペースで新作が封切られることになる。
MCU次回作『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日公開)で開幕する「フェイズ4」は、2021年11月に米国公開される『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』で幕を閉じる予定。したがって2022年以降は「フェイズ5」となり、すでにディズニー/マーベルは『ブラックパンサー2(仮題)』を2022年5月6日に米国公開すると発表済みだ。そのほか、2022年2月18日、2022年7月29日にも新作映画(タイトル未定)が公開予定となっている。
現在発表されているスケジュールが変更されなければ、2021年~2023年の3年間は、毎年4本ずつというハイペースでMCUの新作映画が公開される予定。これに加えて、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」では、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を皮切りにドラマシリーズが相次いで配信されるため、いよいよMCUのペースアップが本格化することになる。なお、ドラマと映画はストーリーが繋がることも判明しており、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「今後のマーベル映画をすべて理解するには、おそらくDisney+への加入が必須になる」とさえ語っている。果たして、この戦略は吉と出るか凶と出るか。果たして、ファンはすべての作品にリアルタイムで追いつくことができるのか。
Source: THR