『ロックマン』ハリウッド実写版、もうすぐ「大きなニュース」 ─ ロボット工学やオートメーションの要素も

カプコンの同名人気ゲームに基づく、ハリウッド実写映画版『ロックマン(原題:Mega Man)』に近々大きな動きがありそうだ。監督のヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマンが米IGNにて示唆した。
1987年の第1作を皮切りに、『ロックマン』は横スクロールのアクションゲームとして世界的人気を博してきた。アメリカでは日本との合作によるアニメシリーズ「Mega Man」やコミックも親しまれており、シュルマン監督も「初めて遊んだ任天堂のゲームが『ロックマン』だった」と話しているほどだ。
このたび、ジュースト監督は「もうすぐ大きなニュースをお伝えできると思います」とコメント。企画については「今は何も言えませんが、もうすぐ始まるというところ。すごく大切にしているプロジェクトなので、とても楽しみです」と語っている。
かたや、シュルマン監督いわく、ロックマンの魅力は「恵まれていないヒーロー」であることだという。「僕たち二人とも、功罪はともかくとして、ロボット工学やオートメーションの未来に惹かれています。大好きなゲームにそういう要素を組み込むことは非常に大きなチャレンジです」。
実写版『ロックマン』の脚本を執筆するのは、『ザ・バットマン(原題:The Batman)』の新鋭マットソン・トムリン。ジュースト&シュルマン監督とは、最新作のNetflix映画『プロジェクト・パワー』(2020年8月14日配信)に続いてのタッグとなる。ジュースト監督いわく、「マットソンとはとても良い仕事ができたので、『ロックマン』でも手伝ってもらうことにしました」。
本作の製作を担当するのは20世紀スタジオ(旧・20世紀フォックス)。プロデューサーには『グレイテスト・ショーマン』(2017)『フォードvsフェラーリ』(2019)のピーター・チャーニン、俳優のマシ・オカが就任している。
Source: IGN