「新レイア姫役にメリル・ストリープを」スター・ウォーズ・ファンが署名開始、故キャリー・フィッシャーの代役として

2016年12月に急逝したキャリー・フィッシャーに代わり、メリル・ストリープにレイア・オーガナを演じさせたいとの署名活動が、『スター・ウォーズ』ファンの間で始まった。

(c)Universal Pictures
キャリー・フィッシャーは、2017年公開の『最後のジェダイ』までの撮影を済ませており、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』撮影を前に亡くなった。ルーカスフィルムは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で故ピーター・カッシングが演じたターキン提督をCGにより再登場させたことがあるが、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではレイアをCG出演させる意図はないとの見解を示している。であればと、生身の女優が代役を演じるべきであり、メリル・ストリープこそがその役割に相応しいと訴えたのが今回の署名だ。
「スター・ウォーズとキャリー・フィッシャーのファンとして、私たちは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でもレイアに輝いていてほしい。そして、非合理的に彼女が突然物語から退場するのは望んでいない。」
この署名を呼びかけるChill M氏が、レイアの新役にメリル・ストリープを推すのには理由がある。メリルはかつて、キャリー・フィッシャー自身による自伝的小説『崖っぷりからのはがき』を原作とする映画『ハリウッドにくちづけ』(1991)で、キャリーを投影した主人公スザンヌ・ヴェールを演じているのだ。メリルはこの役でアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にもノミネートされた。「この映画は、メリル・ストリープとキャリー・フィッシャーの深い親交から実現したものだ。メリルは言わばキャリー・フィッシャーを既に演じているわけだし、彼女たちは良き友人同士でもあった。我々は、メリル・ストリープこそが『スター・ウォーズ/エピソード9』でレイアを演じるに相応しい候補者だと信じている」「彼女こそが最善の”希望”だ」とChill M氏は主張する。
この署名は9,000人の賛同者獲得を目的としているが、記事執筆時点(2018年4月2日13時)で8,500以上の署名が集まっている。ファンからは「レイアを殺すわけにはいかない、ストリープなら良きプリンセスになってくれそう」「キャリー・フィッシャーのためにも、代役を立てることが重要だ」「メリル・ストリープなら間違いない」と続々と賛成が集まっている模様だ。
あなたは、メリル・ストリープの起用に賛成・反対だろうか。そもそも、レイアを別の女優が演じることは想像できるだろうか?
メリル・ストリープの出演最新作『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』は2018年8月24日より日本公開。キャリー・フィッシャー不在となる『スター・ウォーズ/エピソード9』は、2019年12月20日全米公開。J・J・エイブラムス、あなただけが頼りです。
Source:ThePetitionSite